超ホンマでっかTVで解説!疲労回復の新常識 – あなたの常識を覆す驚きの事実
2024年10月2日の午後9:00から放送予定の「ホンマでっか!TV」
今回の内容は「疲労回復」ということですが、
なんかずっと体がだるい…
そんな私にとって、チェックするしかない内容です。
そして、その内容とは、ゲストに、「疲労がたまりやすい」ことになやんでいる飯尾和樹(ずん)さん、永瀬廉(King & Prince)さん、山口もえさんの3人を迎え、疲労回復に対するさまざまな知識をホンマでっかTVが誇る評論家軍団が解説します。
これを読んで実践すればあなたの体から疲労が消えるかも!
そんな希望が持てるほどの内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。
※番組放送後には放送の内容を加えてお届けします。
あなたの疲労度は?
番組では疲労度チェックとして、次の8つのポイントが挙げられました。
ぜひあなたも確認してみてください!
- 起床後4時間の時点でも眠気やだるさを感じる
- 布団に入ると5分以内に眠っていることが多い
- 食欲がすごくある時とぜんぜんないときとがあって、不安定である
- 環境が変わらないのに急に暑く感じたり、寒く感じたりする
- 些細なことでイライラしたりする
- 仕事や勉強に集中できずすぐに飽きてしまう
- 友達との会食など楽しいはずのイベントを面倒に感じる
- 普段は歩いている距離なのにバスやタクシーを利用したくなる
このチェックポイントに対して、当てはまる数により疲労度がわかります。
当てはまる数 | 疲労度 |
2~3個 | 軽症の疲労の可能性 |
4~5個 | 要注意!中等症の疲労度 |
6個以上 | 危険!医療機関に相談を |
疲労度が高い場合は、疲労回復に努めるようにしましょう。
スタミナ料理は逆に疲れる
疲れたときに食べたくなるのが、うなぎや焼き肉などのいわゆる「スタミナ料理」です。
昔から精を出すにはスタミナ料理といわれてますよね!
しかし、実はこれらの料理を食べることで、かえって疲れてしまう可能性があるとのことです。
その理由は、これらの料理が消化吸収に非常に時間がかかるからです。
というのも、通常の炭水化物の倍の時間をかけて消化吸収をするため、体力回復どころか、逆に疲れてしまいます。
ですので、「疲れたからスタミナ料理を食べて精を出す!」は危険な考えなんです。
疲れがたまると体からアンモニア臭がする
疲労がたまりすぎると、疲労臭といわれるアンモニア臭が毛穴から出てしまうそうです。
これは年齢に関係なく、若い人でも起こります。
「疲労臭」とは、皮膚から放散される「アンモニアガス」を指します。 アンモニアは通常、肝臓で分解されます。しかし肝臓の働きが弱まったり、腸内環境の悪化によりアンモニアが腸内で過剰に発生したりすると、体内で分解しきれなかったアンモニアが、血流にのって皮膚から放散されることがあります。これが疲労臭です。
その対策は、
- 腸内環境を良くする
- 肝臓をいたわる
ということです。本当に疲れてくると「自分でも気がつくほど臭う」そうですので、気をつけたいですね…
鶏むね肉+梅干しは疲労軽減に最強
疲労回復に効果的な食べ物として、意外な組み合わせが注目されています。それが「鶏むね肉+梅干し」です。
鶏むね肉は低脂肪で高タンパクな食材として知られていますが、実は疲労回復に欠かせない「イミダペプチド」が含まれているんです。
一方、梅干しには、クエン酸が豊富に含まれています。
クエン酸は、体内で行われる糖質やタンパク質、脂質の代謝を促進し、疲労の原因となる乳酸の分解を助ける働きがあります。
この2つを組み合わせることで、相乗効果が生まれるんです!
鶏むね肉のイミダペプチドと梅干しのクエン酸が協力して、より効率的に疲労物質を分解し、エネルギー生産を促進するのです。
料理の例としては、
- 鶏むね肉の梅肉ソース(クックパッド)
- 鶏肉と梅肉のさっぱり炒め(クックパッド)
などがあります。
鶏むね肉と梅干の組み合わせは、さっぱりとした味わいで食欲不振の時にも食べやすいですよね!
運動の疲れは脳の錯覚
運動後の疲労感は、多くの人が経験したことがあるでしょう。しかし、この「疲れ」は、実は脳が作り出した錯覚である可能性が高いというのです。
というのも、最新の研究によると、運動後に感じる疲労感の多くは、実際の筋肉の疲労ではなく、脳が過剰に反応して生み出している「錯覚」だということがわかってきました。
人は、運動しすぎて体を酷使させないように「疲れ」を感じさせるようにできているんです。
これが脳から『疲れた』というシグナルにより「体が疲れた」と感じるしくみです。
ですので、、疲れない体をつくるためには、脳を疲れさせないことが何より重要だということになりますね!
脳を疲れさせないためにはどうすればいいの?
その方法を解説します。
- 適切な休憩を取る
- 自然に触れる
- 適度な運動を心がける
- 適切な栄養を摂取する
- 質の高い睡眠を取る
- 4つのRを行う
適切な休憩を取る
1時間以上集中してパソコン作業をするのではなく、”飽きた”と感じたら小休止を取りましょう。
専門家によると、
3時間に1回15分の休憩を取るより、1時間ごとに5分の休憩を取るほうが、脳の情報処理能力の低下を防げます。
とのことです。
自然に触れる
デスクに座ったまま1人で食事をするのではなく、外出して光や風、緑に触れることをおすすめします。
自然のゆらぎのある環境は、脳にリラックス効果をもたらし、脳疲労を軽減します。
番組では森林セラピーが効果的と紹介がありました!
適度な運動を心がける
疲れているときに激しい運動で汗をかくのは逆効果です。
専門家からも、
仕事などで脳が疲れているとき、さらに汗をかくほどの運動で心拍数や体温を上げると、体の機能を調節するために脳や自律神経が酷使され、疲れが倍増する。
と警告しています。
そんなときは、ヨガやストレッチ、ウォーキングなど、汗をかかない程度に血流を促す軽い運動がおすすめです。
適切な栄養を摂取する
さきほど解説したとおり、疲労回復には、鶏の胸肉に多く含まれる「イミダペプチド」が効果的です。
また、レモンや黒酢、梅干しなどに含まれるクエン酸も、細胞のエネルギー生成に重要な役割を果たします。
「鶏むね肉+梅干し」の料理もぜひ取り入れていきましょう。
質の高い睡眠を取る
良質な睡眠は、脳の疲労を取るのにとても有効な方法です。
実際に番組内では、ブラックマヨネーズの小杉さんが寝る前に脳をクールダウンし、自律神経機能がどうなるかを測る実験を1週間行い、見事に自律神経機能の向上が見られました。
その脳をクールダウンする方法とは次のとおりです。
寝る前に息を5秒吸う→6秒止める→7秒吐くということを3セット行います。女性は肺活量が少ないので、3秒吸う→4秒止める→5秒吐くでも大丈夫です。
これは、エアコンなどの冷えた空気を鼻から吸引することで、脳のクールダウン効果を高めることができます。
具体的な睡眠の効果については別の記事で詳しく解説していますので、「疲労感を解消するための良質な睡眠方法を知りたい場合は、ぜひこちらの記事チェックするようにしてください。
「林修の今知りたいでしょ!」(睡眠の世界的権威)柳沢正史先生が教えるいびき対策はまくら!」
専門家がおすすめする睡眠グッズとは?」
4つのRを行う
疲労回復には4つのRがあります。それは、
- Rest 休息・睡眠
- Relaxation マッサージ
- Recreation 音楽・スポーツ
- Retreat 逃避
になります。ですが、
Retreat(リトリート)って?
という疑問が湧きますが、リトリートは住んでいる場所から離れ、仕事や人間関係で疲れた心や体を癒す時間の過ごし方のことです。
今はストレス社会なんで、「リトリート」はにわかに注目を浴びています。
疲れが取れない場合は、すべてを忘れてゆっくりできる空間に身を置くことも考えてもいいですね。
まとめ(疲労回復の方法とは?)
「超ホンマでっかTV」で紹介された疲労回復の新常識は、私たちの日常生活に大きな影響を与えます。
この記事で紹介した内容は次のとおりです。
- スタミナ料理に要注意: 疲れたときに食べたくなるうなぎや焼き肉などのスタミナ料理は、実は逆効果。消化に時間がかかり、かえって疲労を増す可能性があります。特に就寝3時間前の肉食は睡眠の質を低下させるので避けましょう。
- 鶏むね肉と梅干しの意外な組み合わせ: 疲労回復に効果的な食べ合わせとして、鶏むね肉と梅干しが注目されています。鶏むね肉のビタミンB群と梅干しのクエン酸が相乗効果を発揮し、効率的に疲労物質を分解します。
- 疲労の正体は脳の錯覚: 運動後の疲労感を含め、あらゆる種類の疲れの根本原因は「脳の疲労」だということがわかりました。脳がストレスに反応して過剰に「疲れた」というシグナルを送っているのです。
- 脳を疲れさせない6つの方法:
- 適切な休憩を取る:1時間ごとに5分の小休憩が効果的。
- 自然に触れる:光や風、緑に触れることで脳にリラックス効果。
- 適度な運動:激しい運動より、ヨガやストレッチなどの軽い運動がおすすめ。
- 適切な栄養摂取:鶏むね肉のイミダペプチドやクエン酸を含む食品を摂取。
- 質の高い睡眠:脳の疲労回復には睡眠が最も重要。
- 4つのR:特にリトリートができない場合が多い。
疲労回復は一朝一夕にはいきませんが、これらの新常識を少しずつ生活に取り入れていけば、きっと変化を感じられるはずです。
あなたも今日から、脳に優しい生活習慣を始め、バイタリティ溢れる毎日を過ごしてみませんか?