恋愛×心理学

自己肯定感が低いあなたへ:恋愛できないと感じる心の壁を乗り越える方法

自己肯定感が低い人に恋愛方法を解説する記事のアイキャッチ画像
attakai
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恋愛に自信がない…

恋愛に踏み込めない…

このように考えてなかなか恋愛できない場合、その原因は自己肯定感の低さかもしれません。

それって本当にもったいないことなんです!

というのも、恋愛は確率論であり、自己肯定感が低くて踏み出せないことは大きな機会損失だからです。

ただ、そういう私も…

自己肯定感が低く、女性の前ではウジウジしたり、99%確定のサインがないと踏み込んでいけなかった…

この記事では、そんな私を変えたマインドを紹介しますので、次の悩みを感じている方はぜひ最後までご覧ください。

こんな悩みはありませんか
  • 恋愛に自信が持てない
  • 恋愛に積極的になれない
  • 恋愛をしても、「傷つけられるのではないか」「嫌われるのではないか」という不安がある
  • 自分を好きになってくれる人はいないと感じている
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自己肯定感が低い人の特徴

自己肯定感が低い男性

自己肯定感が低い人の特徴として、代表的なものに次の3つがあります。

  1. プライドが高く、威圧的な態度をとる
  2. 自分のことを話さない
  3. よく自己否定をする

次にそれぞれ具体的に解説します。

プライドが高く、威圧的な態度をとる

自己肯定感が低い人は、しばしばプライドを高く保ちます。

これは、自分の弱さや不安を他人に見せたくないという心理から生じるものです。

男性は「社会的に評価されているかどうか」が自分の評価に大きく影響します

実際に、

定年退職した後、途端に自分に自信がなくなってしまった…

なんて男性も多く存在します。

また、男性の場合、自己肯定感の低さを補うために、威圧的な態度をとることがあります。

プライドを高く保ったり、他人に対して威圧的な態度を示すことにより、社会的な評価が高い姿を演じるということです

しかし、これはただの「自分の本当の姿を認めたくないための防衛機制」であり、このような振る舞いは、周囲との関係を悪化させる原因にもなり得ますので、注意が必要です。

自分のことを話さない

自己肯定感が低い人は、自分の感情や悩みを他人に話すことを避けがちです。

これは、自分の弱みをさらけ出すことによって、

  • 他人からの評価が下がることを恐れる
  • 自分の本当の姿を他人に知られることに対する恐怖を感じている
  • 否定されたり、嫌われたりする恐れを感じている

からです。

自分のことを話さない根底には、他人と比較して自分は劣っていると感じる気持ちがあるということ

しかし、自分の感情や悩みを共有することは、信頼関係を築く上で非常に重要です。

自分を開示することで、他人との深いつながりを築くことができ、それが自己肯定感を高める一助にもなります。

よく自己否定をする

自己肯定感が低い人は、自分自身に対して否定的な見方をすることが多いです。

これは、自分の価値や能力を低く見積もっているためです。

また、自己否定により自分を守っている場合もあります。

どうせ何をしてもムダ。だからやらない…

自己肯定感が低く、よく自己否定をする人はこのように考えますが、これは、

ただ言い訳をしてめんどくさいことから逃げているだけ!

ということなんです。

このような自己否定は、自信の欠如をさらに深め、ネガティブな感情のループに陥りやすくします。そして、変化に対しても受け入れることができなくなり、自己肯定感を取り戻すことが難しくなってしまうのです。

自己肯定感が低い人が恋愛できない理由

自己肯定感が低く恋愛に悩む男性

自己肯定感と恋愛にどのような関係があるの?

自己肯定感は恋愛の成就に、とても大きく関係します。

その影響とは、主に次の3つです。

  1. 出会いが少なくなる
  2. 魅力的に映らない
  3. 自分を傷つけたくないという感情が最優先となる

それぞれを具体的に解説します。

自己肯定感が低いと出会いが少なくなる

自己肯定感が低い人は、新しい出会いを避ける傾向があります。

これは、自分に自信がないため、他人との交流に後ろ向きになるからです。

また、女性からの脈ありサインにも気づきにくくなります

脈ありサインに気付けない男性は恋愛対象外の烙印を押されます

というのも、女性は男性に対し、共感力を求めてるからです。

共感力があったから、ヒトは社会性を獲得し、太古から続く過酷な生存競争を勝ち抜けたんです

人類が進化するのに必要だった「共感力」を評価するしくみは、今でも人の心に備わっています。女性はあなたの共感力について、ほんのりと出す脈ありサインによっても判断しています。

共感力については別の記事で詳しく解説していますので、共感力を身につけたい方はこちらの記事もぜひご覧ください。
共感力がない男は恋愛で失敗する!その理由と解決策を心理学的解説

自己肯定感が低いと魅力を感じない

女性は、自己肯定感が低い男性に対して魅力を感じず、自信があるように見える男性に対して魅力を感じるようにできています。

その理由として、自信は行動力につながるからです。

行動力のある男性のほうが生殖活動が活発で、子孫が繁栄する可能性が高くなる!

そのため、女性は生殖本能により無意識的に行動力がある男性を好み、自己肯定感が低い男性に対しては魅力を感じにくくなっています。

自分を傷つけたくないという感情が最優先となる

自己肯定感が低い人は、自分を守るために恋愛を避けることがあります。

これは、過去の失敗や傷ついた経験、嫌な思い出から、再び同じよう気持ちを経験することを恐れるためです。

心を守ろうとする行動は生存本能によるものだから仕方がない…

一方で、恋愛は「種の繁栄」という生殖本能よる行動です。そのため、次のような本能の対立が起こっています。

生殖本能(恋愛) VS 生存本能(心を守る行為)

このように本能が対立する場面の場合、通常の状態であれば、生殖本能のほうが強くなります

ですので、そのわずかな後押しのために、自己肯定感は大切となります。

自己肯定感が高まれば、生存本能にも打ち勝つことができるということです!

自己肯定感が低くても恋愛できる!その考え方とは?

自己肯定感が高い女性

自己肯定感が低い場合、恋愛を難しくすることはありますが、不可能ではありません。

大切なのは、今の自分が自己肯定感が低い状態であることを適切に認知することです!

そして、恋愛というものの性質を理解し、次の4つのことを意識して恋愛に向き合ってください。

  1. 恋愛に失敗したとしても命の危険はない
  2. 恋愛が進展するかどうかは確率でしかない
  3. 成功体験が自信を生み、自信がさらなる成功を生む
  4. 正しい自己認知を身につける

それぞれを具体的に解説します。

恋愛に失敗したとしても命の危険はない

自己肯定感が低い人は、恋愛における失敗を過度に恐れています。しかし、恋愛での失敗は、決して人生の終わりを意味するものではありません。

むしろコミュニケーションの成長の機会になる!

ですので、恋愛に対してかけている生存本能のブレーキが強すぎるということです。

また、男性と女性では恋愛戦略に違いがあります。

男女の恋愛リスク

女性は恋愛に対して、妊娠や出産、子育てといった時間や労力についての大きなリスクがありますが、倫理感を無視すると男性にはリスクはありません。

そのため、男性の場合は、自信などに気にせず恋愛に踏み出すべきなんです。

恋愛が進展するかどうかは確率でしかない

恋愛は、ある意味で確率のゲームです。

どんなにイケメンでも恋愛成就の成功率は100%じゃない…

ですので、恋愛成就の正解は、出会いの数を増やすことです。

自己肯定感が低い場合、一つの出会いに時間をかけてしまうことが多いですが、重要なのは多くの人と出会い、経験を積むことです。

どんな人でも恋愛はうまくいかないのが当たり前です!

出会いの数を増やすことで、純粋に恋愛が進展する確率が高まりますので、積極的に出会いを求めるようにしましょう。

恋愛成就のために出会いの数を増やすことの必要性については別の記事で解説しています。「なぜ一人に執着すべきでないのか」を具体的に知り、出会いの数を増やすようにぜひ取り組んでください。
【恋愛の新常識】口説きのフェーズでは「一人に執着しない」が正解!

出会いがないとお悩みの方はこちらもご覧ください。
【まじで出会いがない男性必見!】付き合うことから逆算した良質な出会いかたとは?

成功体験が自信を生み、自信がさらなる成功を生む

恋愛における小さな成功体験は、自己肯定感を高める大きな要因となります。

というのも、小さな成功体験で得た自信は、女性の前での落ち着きをもたらし、あなたから必死感を消し去ってくれます

そして、女性にとって、その余裕が魅力的に映ります。

LINE交換できた!

デートの誘いに「OK」してもらえた!

まずは小さな成功を大切にするようにしましょう。

どんなに小さな成功体験であっても、コツコツと積んでいくことで、恋愛の良い循環が生まれます

脳の省エネ化により、モテる男性はさらにモテるという現象が起きます。

そして、結果的に自己肯定感も高まります。

正しい自己認知を身につける

自分自身を正しく認識できている人は多くありません。

そして、そのことが自己肯定感を低くしています。

この「正しく認識できない」理由は、「認知の歪み」という脳の考え方のくせによります。

アメリカの精神科医バーンズが提唱した「認知の歪み」
  • 一般化…一度や二度の失敗を「いつもこうだ」と考えてしまう
  • 結論の飛躍…相手の気持ちや考え方を勝手に決めつけてしまう
  • 過大・過小評価…ある部分を誇大に評価し、ある部分を過小に評価する
  • 白黒思考…物事を白か黒かハッキリさせないと気が済まない
  • 極端なマイナス化…少しのマイナスだけですべてがダメと考える
  • ラベリング…対象を勝手に決めつけて安心する
  • すべき化…「○○すべきだ」と理想化して考える

けっこう当てはまる…

「フラれた…」「デート、ドタキャンされた…」など、一度や二度の失敗で「自分はダメ!」と考えてしまったり、「なんか対応が冷たい気がする…」と自分視点の一方的な感覚で相手のことを決めつけてしまうのは、「認知の歪み」の可能性があります。

前に説明しましたが、恋愛は、

  • 失敗したとしても命の危険はない
  • 進展するかどうかは確率でしかない

ので、むしろそんな感覚を得る段階まで進んだあなたは素晴らしいことだと思います。

私も勝手に一喜一憂してましたが、脳には考え方のくせがあると知っただけで、相手の見方が変わりました!

まとめ(恋愛できないと感じる心の壁を乗り越える方法)

自己肯定感が高い男女

自己肯定感が低い私を変えた恋愛に対する考え方は、次の4つです。

  1. 恋愛に失敗したとしても命の危険はない
  2. 恋愛が進展するかどうかは確率でしかない
  3. 成功体験が自信を生み、自信がさらなる成功を生む
  4. 正しい自己認知を身につける

まず自己肯定感の低さから恋愛に対して抱いているおそれは、過去の失敗や恥ずかしさ、他人からの評価からです。

悲しさや恥ずかしさ、プライドが傷つくなど、当事者にとってしんどいことではありますが、進化心理学上、男性はつき合うまでにフラれても失うものは時間だけです!

まずは恐れている心をケアするとともに、男性にとって「恋愛に踏み込んでいかないと損失」という恋愛の本質を理解するようにしましょう。

そして、小さな成功をおさめ、積極的に取り組む気持ちになれたら、あなたの恋愛は成功しかありませんので、ぜひ前向きに取り組んでください。

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ABOUT ME
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atta-kai
認定心理士/元公務員/心理学ブロガー
学生時代に心理学を学び、様々な場面で自らを実験材料にして臨床実験を行いました。
そのときの実験結果やその後出会った「進化心理学」や「脳科学」をもとに、「ココロをうごかす」方法を発信します。
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