恋愛×心理学

プライドが高い女性や自信がない女性は好き避けしやすい:好き避けを心理学で解析!

プライドが高い女性の好き避けを解説した記事のアイキャッチ画像
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女性が示すさまざまなサインは、時として好意のあらわれか、それとも全く別の気持ちの表れかを判断するのが難しいものです。

その中でも女性の「好き避け」の行動は、本当は相手に好意を持っているが、その本心とは逆の態度を取るため、「嫌われてる」、「好かれてない」と感じさせる態度は悩みの種でしかありません。

私も混乱しました…

特に「プライドが高い女性」や「自分に自信がない女性」は好き避けしやすい傾向があります。

そんな好き避けについて、この記事では、好き避けする女性の特徴から好き避けと脈なしの見分け方まで解説します。

この記事を読むと、あなたの混乱の原因だった女性の態度が明確となり、あなたの恋愛を大きく前進させることができますので、ぜひ最後までご覧ください。

↓↓「女性の好き避け」について動画でもチェック↓↓

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好き避けとは

好き避けに悩むプライドが高い女性

恋愛における「好き避け」とは、実際には相手に対して深い好意を持っているにも関わらず、逆の行動を取ることを指します。

具体的には、好きな相手に対して次のような行動をとることです。

  • 目を合わせない
  • 話しかけようとしてやめる
  • 冷たい態度を取る
  • 意地悪なことを言う
  • 距離を置く

そして、好き避けする女性は少ないとは言い切れません

女性ファッション誌「CanCan」が行った「好き避け」に関するアンケートに回答した10代~30代の女性の53%が「好きだからこそ避けてしまう」ことがあると回答しています。

引用:CanCan

好き避けは、誤解を招いたり、関係悪化の原因になったりすることもあるので、注意が必要ですが、少なくない女性が「好きだからこそ避けてしまう」という実態があるということです。

好き避けを起こす心理現象

好き避けで関係性が進まない男性と女性

女性が「好き避け」の行動を取る背後には、さまざまな心理現象が働いています。

具体的には、「反動形成」と「ダブルバインド」です。

これらの心理現象を正しく理解することで、「好き避け」のメカニズムがわかり、適切な対応方法を見つけることができます。

反動形成

反動形成は、内心で思っていることと逆の行動を取るという心理現象です。

反動形成は、心理学的な防衛機制として、人がストレスや不適切な感情を感じた時に、それをうまく管理するための心理的な働きです

例えば、

自分の好意が伝わってはいけない

好きになった人は自分のほうを向いてくれない…

自分のことを好きになってくれる自信がない…

このような場合

あえて嫌われるような態度をとって、ストレスなどから心を守りなさい!

という心理が働きます。

ダブルバインド

ダブルバインドとは、2つの矛盾した感情に挟まれ、ストレスを感じていることです。

例えば、

好きだから一緒にいたい…

という気持ちと、

嫌われたくないから距離をおきたい…

という矛盾した気持ちに板挟みになり、

冷たい態度をとって距離をおきなさい!

という心理が働きます。

ダブルバインドは、葛藤を解消するための行動であり、そのときの気分や感情によって、あらわれる行動が変わります。

好き避けする女性の特徴とは

好き避けするプライドが高い女性

好き避けは、気になる男性との距離を遠ざけるものですので、むしろ恋愛成就には不利に働きます。

それでも好き避けするというのは、女性の性格などに「反動形成」や「ダブルバインド」が起こりやすい特徴がある場合になります。

具体的なその特徴とは、次の3つです。

  1. プライドが高い自信がない
  2. 自信がない
  3. 恋愛経験が少ない

それぞれ詳しく解説します。

プライドが高い

プライドが高い女性は、反動形成やダブルバインドが起こりやすくなります。

というのも、プライドが高い女性は、自分の弱さや欠点を見せることを極度に嫌います。また、主導権を握りたいという気持ちも強く、好意をみせることが自分の立場を下げる「弱み」と捉える場合があります。

愛情を表現したいけど、それは「弱さ」だ!

また、自分の好意を受け入れてもらえない場合、プライドが傷つくため、気になる男性がいても好意を示すことができず、その反対の好き避けの行動をとってしまうこともあります。

プライドが高い女性は、内心では相手に対して好意を抱いているにもかかわらず、その感情を直接表現することに躊躇し、相手からのアプローチを待つ傾向があります。

自信がない

女性は自分に自信がない場合、自分の心を守るために反動形成が起こりやすくなります。

というのも、自信がない女性は、自分の感情を隠すことで、拒絶や傷つくリスクを避けようとする傾向があるからです。

自己肯定感や自己効力感が低い場合、相手から好かれることに対しても「本当かな…」「だまされてるんじゃ…」と思ってしまいます。

また、

今の関係を続けるには、私の好意を知られてはいけない…

と考えてしまう場合もあります。

その結果、「好きだから」という気持ちより「嫌われたくない」という気持ちのほうが強くなり、好意があるのに距離をとろうとする好き避けが起こります。

恋愛経験が少ない

恋愛経験が少ない女性は、感情の表現に不慣れであり、恋愛の進め方がわからない場合があります。

そのため、「どのように接すればよいのかをわからない…」という不安や迷いから、相手に間違ったサインを送ってしまうことがあります。

また、そのような経験不足からくる不安やストレスから自分を守るために、反動形成やダブルバインドも起こりやすくなります。

恋愛経験が少ない場合、適切な愛情表現ができなかったり、自信のなさにもつながり、好き避けの行動を起こしてしまう場合があります。

好き避けと脈なしの見分け方

好き避けか脈なしかを示す女性

相手の女性は「好き避け」しているのか、本当に脈がないのか、見分けるポイントはどこかにあるの?

このような分かりにくい女性の心理ですが、女性の好き避けの行動と単純に脈なしとの間には微妙な違いがあります

そして、それを見分けることができると、恋愛を大きく進展させることができます。

まず先ほど説明した「好き避けしやすい女性が持つ特徴」に当てはまるかどうかをチェックしてください。

好き避けする女性の特徴
  1. プライドが高い
  2. 自信がない
  3. 恋愛経験が少ない

その上で、「好き避け」か「脈なし」かについては、次の4つのポイントを手がかりに判断してください。

  • 誘いに対する反応
  • 目が合う瞬間があるかどうか
  • 接する距離
  • 遅くなっても返信があるかどうか

次に、このポイントの着眼点について、具体的に解説します。

誘いに対する反応

誘いに対する反応について、「好き避け」か「脈なし」かの具体的なポイントは次のとおりです。

好き避け

誘いに応じてくれる場合は、好き避けです

また、誘いを断ったとしても、「〇日なら大丈夫だけど?」といった代替案を提案してくる場合があります。このような前向きな反応は、あなたに関心があることを示しており、好き避けのサインです。

脈なし

断る理由が明確であり、代替案を提案しない場合は、脈がない可能性が高いです。

例えば、「忙しいから」という曖昧な理由で一貫して断る場合、興味がないことを示しています

私も「その日は予定があって無理!」「最近忙しいから予定も今のところわからない…」というふうに断られた場合は100%脈なしでした。

目が合う瞬間があるかどうか

目が合う瞬間があるかどうかについて、「好き避け」か「脈なし」かの具体的なポイントは次のとおりです。

好き避け

好意のある女性は、気になる男性を目で追います。

しかし、目が合うと「気持ちがバレる」と思って、すぐに目線をそらします。

ですので、パッと見たときに目が合うけど、その瞬間に目線を外すということがあるようなら、それは好き避けの可能性が高いです。

女性が気になる男性を目で追うのは、「相手が本当に信頼できるパートナーなのか」をじっくりと観察しているのです。

脈なし

相手に興味がない場合、女性は相手を見ることもあまりありませんので、目が合うこと自体が少なくなります。

そのため、目が合わない場合は脈なしの可能性が高いです。

女性は、男性に力では勝てないので、好意のない相手に誤解させることには特に気を使っています。ですので、目を合わせることは相手に誤ったサインを送ることになるため、好意のない相手に目線を送ることはありません

接する距離

接する距離について、「好き避け」か「脈なし」かの具体的なポイントはパーソナルスペースにより判断します。

パーソナルスペースとは?

パーソナルスペースとは、自分と他人の距離で、他人が入ってくると不快に感じる距離感のことです。これは、自分の縄張りに入ってくるものに対して排除しようとする防衛本能からきていると言われています。

【パーソナルスペースの目安】
0cm~45cm:家族や恋人
45cm~1.2m:友人や親しい同僚
1.2m~3.5m:一般関係の同僚や上司
3.5m~:他人

好き避け

好きな人に対しては、パーソナルスペースが狭くなります。

ですので、社会距離とされる1.2メートル以内まで、さりげなく相手に近づいても、離れようとする素振りを見せなかったり、不快感を感じていない様子であれば、それは好き避けの可能性が高いです。

脈なし

脈がない場合、女性は一貫して相手との距離を保とうとします。

さりげなく相手に近づいた場合、そっと距離をとるか、不快感を示した場合は、それは脈なしです。

遅くなっても返信があるかどうか

メールやLINEのメッセージが遅くなっても返信があるかどうかについて、「好き避け」か「脈なし」かの具体的なポイントは次のとおりです。

反動形成やダブルバインドは相手と対面したときに起こる場合が多く、メールやLINEでは、「嫌われたくない」という気持ちのほうが優位にあらわれやすいです。

好き避け

好意を感じている場合、メッセージの返信が遅くなることがあっても、必ず返信をします。

遅れてでも返信することは、コミュニケーションを続けたいという内心の願望を反映しており、内容が丁寧であったり、個人的な質問に答えてくれる場合は、好き避けの可能性がさらに高まります。

脈なし

脈がない場合、メッセージの返信は一貫して遅いか、全く返ってこないことがあります。

興味がないため、コミュニケーションを優先しない態度が明らかになります。

相手との関係性によっては、女性の社交性が優位となる場合があるので、注意が必要です。

その他、女性が発する「脈ありサイン」については別の記事や動画で解説していますので、脈ありサインについて詳しく知りたい場合は、こちらもチェックしてください。
【脈あり?脈なし?】女性が気になる相手にだすサインとは

↓↓「脈ありサイン」を動画でチェック↓↓

まとめ(好き避けとうまく付き合う)

笑顔で仲の良い男性と女性

この記事では、「女性の好き避けを見分ける方法」というテーマを通じて、好き避けの背後にある心理現象、特徴的な行動パターン、そしてそれらのサインへの適切な対応方法について掘り下げてきました。

好き避けは、表面的には解釈が難しい行動かもしれませんが、その背後には深い好意や複雑な心理が隠されていることが多いです。

主なポイントの再確認

  • 好き避けの心理現象:好き避けの行動は、不安や恐れ、自己保護のメカニズムなど、複数の心理的要因によって引き起こされます。
  • 好き避けの特徴:自信がない、恋愛経験が少ない、プライドが高いなど、好き避けをする女性には特定の特徴が見られます。
  • 好き避けと脈なしの見分け方:誘いに対する反応、目が合う瞬間、接する距離、メッセージの返信など、具体的な行動から好き避けと脈なしを見分けることができます。

恋愛を進めるために

恋愛は、時に複雑で難解な心理ゲームのように感じられるかもしれません。

しかし、相手の行動や感情の背後にある意味を理解しようとする努力は、より深い関係性へと繋がる第一歩です。好き避けのサインを適切に読み解き、心からの理解と尊重を持って接することで、相手との間に信頼と親密さを築くことができます

今回紹介したポイントを念頭に置きつつ、相手とのコミュニケーションを大切にすることが、恋愛を成功に導く鍵となります。

この記事が、あなたの恋愛における一助となり、より充実した関係を築くための参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

恋愛を進めるのに必要な男性の魅力については別の記事で解説していますので、「モテる秘訣」が知りたい場合は、こちらの記事もチェックしてください。
進化心理学が暴く恋愛の真実!女性からモテる秘訣を解説

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ABOUT ME
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atta-kai
認定心理士/元公務員/心理学ブロガー
学生時代に心理学を学び、様々な場面で自らを実験材料にして臨床実験を行いました。
そのときの実験結果やその後出会った「進化心理学」や「脳科学」をもとに、「ココロをうごかす」方法を発信します。
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