恋愛×心理学

恋愛で重くならない方法:男性が避けるべき行動とは?

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attakai
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あなたは一方的過ぎて重たい…

私が昔言われた言葉です。

この記事ではそんな私の体験を踏まえて、恋愛が重たくならない方法を解説します。

出会ってやりとりしてても、なかなか進展がない…

付き合っても長続きしない…

このような悩みがあるなら、相手の女性にとって、あなたの恋愛は重たく感じられているかもしれませんので、この記事が参考になるはずです。

▽▽今回の内容を動画でチェック▽▽

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重い男性が避けられる理由

重い男性に悩む女性

恋愛は、相手との心のやりとりです。

ですので、バランスや配慮が大切ですが、「重たさ」はそのバランスを欠いている状態になります。

そしてその状態は、相手の心理的なスペースに無自覚に踏み込むことから起こり、相手の女性の心理には、次の2つの心理効果が働きます。

  • 返報性の原則
  • パーソナルスペースの侵害

これらにより、相手の女性は重たく感じるのです。

返報性の原則による重さ

人は、返報性の原則という心理が働きます。

「返報性の原則」とは、相手から何かを受け取ったり、何かをしてもらったときに「お返しをしたい」と感じる心理効果です。

ただし、自分が欲しいと思っていないものをもらった場合、この原則により、圧力を感じ負担感になる場合もあります。

つまり、あなたの行為に対して、相手の女性は無言の圧力や強い負担感を感じて、

困る…

お返しどうしよう…

という気持ちになり、重たく感じてしまう場合があります。

パーソナルスペースの侵害による重さ

人には他人が入ってくると不快に感じる距離感があります。

これを「パーソナルスペース」といい、関係性が親密になってくるにつれ、その距離感は狭くなっていきます。

パーソナルスペースとは?

パーソナルスペースとは、自分と他人の距離で、他人が入ってくると不快に感じる距離感のことです。これは、自分の縄張りに入ってくるものに対して排除しようとする防衛本能からきていると言われています。

【パーソナルスペースの目安】
0cm~45cm:家族や恋人
45cm~1.2m:友人や親しい同僚
1.2m~3.5m:一般関係の同僚や上司
3.5m~:他人

そして、この「距離感」は、物理的な距離だけでなく、心理的な距離も含まれます

ですので、まだ関係性が浅く心を開いていないうちは、心理的なパーソナルスペースに
ズカズカ入ってくる男性に対して「重い」と感じてしまいます

「重い」と感じさせないために男性が避けるべき行動とは?

「重い」と感じさせないためにどうすれば良いかを考える男性

返報性の原則やパーソナルスペースの侵害により、女性に「重い」と感じさせた場合、今以上の関係性の進展は見込めません。

その重たさを女性が感じる具体的な行動は、主に次の5つです。

  1. しつこい連絡
  2. 尽くしすぎる行動
  3. 高価なプレゼント
  4. 過度な詮索
  5. LINEの長文メッセージ

これらについて、具体的に解説します。

しつこい連絡

毎日の頻繁な連絡や、返信がないにも関わらず繰り返しメッセージを送る行為は、相手に圧迫感を与えます。

何してるの?

返信がないけど、大丈夫?

俺、これから出張なんだよ

相手の都合などを考えない一方的な連絡は、相手との距離感への配慮が欠如しており、女性が重たいと感じる行為です。

「マメな男性はモテる」と言いますが、マメさとは相手の立場に立った適切な距離感で相手のことを考え、先回りすることです。

相手のことを考えず、空気が読めない連絡は、ただのしつこい連絡となりますので、要注意です。

尽くしすぎる行動

女性は尽くす行為に対して、最初は、

「お姫様扱い」されてるようでうれしい!

と感じていたかもしれません。

しかし、相手との距離感を無視してずっと続けると、返報性の原則により、それが今度は負担感になります。

とくに男性の行動から「してあげた」という気持ちが見えると、負担感がより高まります。

尽くす行為は、マメさと同様、相手の立場を考えて行い、相手が満足感を得ているかどうかを注視するようにしましょう。

高価なプレゼント

まだ関係が深まっていない段階での高価なプレゼントは、返報性の原則により、相手に負担を感じさせます。

また、女性によっては、罪悪感や後ろめたさを感じ、距離を置こうとする場合もあります。

好きになった人には、まずは高価なプレゼントを買ってあげる!

好きな人ができたら、まずは高いレストランに連れて行く!

このような行為は気をつけるべきです。

女性は「捨てられることを避ける本能」により、愛情の継続性を求めています。そのため、一度の大きなプレゼントよりも、小さいプレゼントを回数多くのほうが喜びます

まだ関係性が深くなっていない時期のプレゼントのおすすめは、チョコレートです。その理由等を別の記事で解説していますので、こちらもぜひチェックしてください。
【気になる女性との距離を縮めるならこれ!】プレゼントにおススメのチョコレート!

過度な詮索

たくさんの個人的な質問や相手の私生活に深く踏み込むような質問は、プライバシーの侵害と感じ、「重たい」と思われてしまいます。

どこに住んでるの?最寄りの駅ってどこ?

年収はどれくらい?

このような過度な詮索は、

なんか企んでそう…
自分のプライベートを守らないと…

という気持ちを強くさせ、ガードを固くさせます。

質問は、心理面でのパーソナルスペースの距離感を意識し、相手の様子もみながら行うようにしましょう。

とはいえ、関係性を深めるのには、類似性の法則によりプライベートなことも聞いて「共通点」を見つけることが必要です。重いと感じられることなく、共通点を見つける方法等については別の記事で解説していますので、そちらもぜひチェックしてください。
【二人の距離を一気に縮める!】共通点の見つけ方とは?

LINEの長文メッセージ

LINEの長文メッセージに対しても、女性は負担感を感じ、「重い」と思ってしまいます。

というのも、メッセージの量にも返報性の原則が働き、「同じ量を返さないと…」という心理が働くからです。

また、長文メッセージは、その男性が「モテない人だ」と捉えられます。

長文のLINEは、自信のなさを表す場合が多く、長文のLINEを送る男性は、女性経験が少ないと捉えられる傾向があります。

女性は、バンドワゴン効果により、長文メッセージを送ってくる男性を非モテ認定し、無意識的に重たい人とも感じてしまいます。

バンドワゴン効果とは?

バンドワゴン効果とは、多くの人の支持を社会的な証明としてそのものの価値と捉える心理現象です。この心理現象により、「行列ができるお店がおいしい」や「モテる人がモテる」ということが起きます。

恋愛で男性がとるべき重くならない方法とは

重たくならない方法により良い関係性の男性と女性

これまで解説した相手の女性に「重たい」と感じられる行動の根底には、自分の気持ちを優先し、自分の行動が相手にどのように感じられるかが理解できていないことがあります。

これらを見直し、相手の感情や心理的スペースを尊重できる方法として、次の4つがあります。

  1. 逆にちょっとしたお願いする
  2. 自分磨きをする
  3. 気持ちを分散させる
  4. メタ認知を高める

それぞれ具体的に解説します。

逆にちょっとしたお願いする

人は頼られることで自分の価値を感じ、相手に対して好意を持ちやすくなります。

ですので、相手を頼って何かしてもらうことは、プラスに働くことが多いです。

ただし、大きなお願いは脳に負担をかけてしまい、重たくなります。

そのため、お願いは小さなものにしましょう。

あれやこれやしてあげたい気持ちはわかりますが、今はグッとこらえてください!

相手の女性の立場や状況を考えて、ちょっとした小さなお願いをすると、重たく感じられるどころか、関係性を深めるきっかけになります。

自分磨きをする

相手に対して重たくなるのは、あなたの脳内が相手のことでいっぱいになるからです。

ですので、ほかのことに没頭すると相手の女性のことを考えすぎることはありません

そのおすすめは、自分磨きができる趣味や習い事です。

自分磨きは、外見だけでなく、内面的な成長や趣味、仕事のスキルアップ、知識量を増やしたり、器を大きくすることにも効果的です。

自分磨きは重くならない上に、あなたの魅力度を向上することができますので、まさに一石二鳥になります。

気持ちを分散させる

恋愛において、口説きのフェーズでは執着しないほうが良いです。

というのも、相手はどの部分に惹かれるのかわからないですし、執着心を分散することができます。

その結果余裕が生まれ、モテる素地ができます。

余裕のある態度はモテる男性をイメージさせ、バンドワゴン効果により、実際にモテるようになります。

一人の女性に対して感情を集中させすぎると、その人への依存度が高まり、重たく感じられる原因にもなりますので、ちょっとでも気になる女性がいたらどんどんアプローチするようにしましょう

一人の女性に執着しないほうが良い理由等については、別に記事で詳しく解説していますので、こちらもぜひチェックしてください。
【恋愛の新常識】口説きのフェーズでは「一人に着しない」が正解!

メタ認知能力を高める

自分の言動が相手にどのような影響を与えているかを意識し、客観的に評価する能力を高めることができると、相手に重たいと感じさせる行動が理解できます。

この「自分のことを客観的に捉える力」を「メタ認知能力」と言います。

こんなこと言ったら負担に感じないかな?

僕の言動は、あの子にどのように伝わっているんだろう?

この感情に任せて行動しても大丈夫だろうか?とりあえず落ち着いて考えよう…

メタ認知能力が高いと、他人からどのように見られているか、という他者視点からの評価だけでなく、他人の思考や感情までも理解することができるため、共感力や思いやりが身につきます

そのため、女性に重く感じられるどころか、むしろ好まれる「共感力」や「思いやり」などが魅力的に感じられます。

まとめ:恋愛において「重くならない」関係を築くためのポイント

重たくない良い関係を築いた男女

恋愛において、相手に「重たい」と感じられることは、関係の進展を妨げる大きな障害となります。

この記事では、恋愛において重たくならないための具体的な方法を紹介しました。その要点は以下のとおりです。

  1. 重い男性が避けられる理由:相手の女性の心の中で、「返報性の原則」と「パーソナルスペースの侵害」という2つの心理効果が影響している。
  2. 重いと感じられる行動の回避: しつこい連絡、尽くしすぎる行動、高価なプレゼント、過度な詮索、長文メッセージの送信など、相手に負担を感じさせる行動は控えるようにする。
  3. 重くならない方法の実践
    • 逆にちょっとしたお願いする: 相手にも何かしてもらうことで、関係のバランスを保ちましょう。
    • 自分磨きをする: 相手のことで頭がいっぱいにならないように、自分磨きにも没頭するようにしましょう。
    • 気持ちを分散させる: その女性のみに執着せずに、気になる女性にはどんどんアプローチするようにしましょう。
    • メタ認知能力を高める: 自分の行動が相手にどう影響しているかを客観的に見つめ、適切に調整しましょう。

恋愛は、お互いを尊重し合い、共に成長していくことが大切です。

私も重くならない方法を意識し、実践することで恋愛がスムーズに深まっていくようになりました!

束縛しなくても人は逃げません。むしろ、相手の立場に立って考え、バランスの取れた関係を築くことで、ポジティブで幸せな恋愛が実現できるでしょう。

この記事の内容を実践し、恋愛やビジネスでの成功を手にし、幸せな人生を歩んでください。

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ABOUT ME
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atta-kai
認定心理士/元公務員/心理学ブロガー
学生時代に心理学を学び、様々な場面で自らを実験材料にして臨床実験を行いました。
そのときの実験結果やその後出会った「進化心理学」や「脳科学」をもとに、「ココロをうごかす」方法を発信します。
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