お返しはチョコレート一択！【心理学で制するホワイトデー戦略】

皆さん、ホワイトデーのお返しはもう決まりましたか？

クッキーやキャンディ、マカロン、マシュマロなど様々なお返し商品があり、悩みますよね。

私はチョコレート一択です！

その理由は、心理学や脳科学的にあなたの好感度を上げることができるから！

この記事では、その理由を解説します。チョコレートのお返しは、あなたの好感度を上げて、恋に発展するという展開も十分あり得ますので、ぜひ最後までご覧ください。

お返しがチョコレートである理由

ホワイトデーでお返しする相手は、会社の同僚だったり、恋人だったり、家族だったりと関係性は様々です。

もちろん、お返しする相手との関係性によってお返しの目的（求める効果）も違うと思いますが、そんな様々な関係性の相手すべての方にチョコレートはハマります！

その理由は次の３つです。

それぞれ具体的に解説します。

男性としての評価を高める

バレンタインデーでもらったチョコレートのお返しは、それ相応のものにしないと、相手が重く感じてしまう可能性があります。

また、食べ物を分け与えてくれる男性に対して、女性は本能的に好意を抱きます。

そして、お返しとしては「もらってうれしいもの」であれば、さらに女性からの好感度が得られますが、LINE株式会社が行った調査によれば、チョコレートが好きな女性は91％という結果でした。

引用：LINEリサーチ

また、週1日以上チョコレートを食べると回答した女性も79％であり、大部分の女性が普段からチョコレートを求めていることがわかります。

引用：LINEリサーチ

ですので、男性としての評価を高め、もらってうれしいお返しがチョコレートであるということです。

美容や健康によく、誠実さをアピールできる

進化心理学的見地から言うと、女性は男性を「よい父親になれるか」という視点で見てしまう本能的な癖があり、 経済力、 力強く健康な肉体、 誠実さという点に無意識的に注目しています。

また、女性の生存競争に大きく影響する要素である美容や健康について、女性はつねに敏感です。美容や健康に良い影響を与えてくれる人に対しては、献身性を強く感じて評価が高くなります。

Q2チョコレート・ココアにはどのような成分が含まれていますか？

A.タンパク質、脂質、糖質、食物繊維、ミネラル類、カカオポリフェノール、テオブロミンが含まれています。

チョコレート・ココアなどの加工品は、剥皮したカカオ豆を焙炒してすり潰した「カカオマス」全体を使っていますので、お茶やコーヒーなどのような抽出液を飲むものと違って、多量のポリフェノールや食物繊維、ミネラルが含まれています。

引用：日本チョコレート・ココア協会

チョコレートの成分がもたらす美容や健康への効果は次のとおりです。

美肌効果

チョコレートには、カカオポリフェノールと呼ばれる抗酸化物質が含まれています。

ヒトを含めた哺乳類では、呼吸により取り込んだ酸素の数％が活性酸素に変化しますが、活性酸素が体内で増えすぎると健康な細胞まで攻撃します。
それが細胞の老化や疾患の原因となりますが、抗酸化物質は、その活性酸素を除去する働きがあります。そのため、カカオポリフェノールの効果により、肌のダメージを保護し、美肌効果が期待できます。

特に気になる女性には、
チョコレートを渡すときに、「〇〇ちゃんは肌がきれいだから美肌効果のあるチョコレートが好きかなと思ったんだよね」と伝えると、ほめる効果とあわせて献身性もアピールできて、相手もあなたのことが気になってくるはずです！

心臓疾患や脳卒中リスクの軽減

カカオポリフェノールの中にはフラボノイドが含まれています。

フラボノイドには血圧を下げる効果がありますので、高血圧が原因で起こる心臓疾患や脳卒中などのリスクを低下させることができます。

日本人にとって、心臓疾患はがんに次いで多い死亡原因です。
恋人や家族にはずっと健康でいてもらいたいですよね！

糖尿病や生活習慣病の予防

ミネラルの一つにマグネシウムがありますが、食生活が半欧米化したことにより、日本人はマグネシウムの摂取不足が慢性化しています。

そして、「日本人は太っていなくても糖尿病になりやすい」ことを説明する“マグネシウム仮説”という学説があるように、マグネシウム不足は糖尿病や生活習慣病の原因になると考えられています。

そのマグネシウムが、チョコレートには豊富に含まれているんです。
また、ナッツにもマグネシウムが多く含まれていますので、アーモンドチョコレートをおやつで食べれば、食生活の変化により不足しているマグネシウムの摂取を補うことができるという可能性が示されています。

ドキドキ効果がある

チョコレートには、フェニルエチルアミンという物質が含まれています。

このフェニルエチルアミンという物質は、脳内でドーパミンの分泌を促しますが、これが恋をしたときの反応と似ており、ドキドキさせる効果があると言われています。

ドーパミンは、褒められたりしたときにも分泌されます。
実際にチョコレートに含まれているフェニルエチルアミンは量が多くはないため、チョコレートを食べるだけではドキドキ効果を起こすことはあまり期待できませんが、ドーパミンが分泌される行為と合わせて行うことで、相手のドキドキ感はより高まります。

では、なぜ相手をドキドキさせたほうがいいの？
ということですが、答えは、原因と結果を誤って認識する「脳の誤帰属（ごきぞく）」という効果が見込めるからです。

脳はフェニルエチルアミンによるドキドキ感を「自分が恋してるからだ」と勝手に理由づけしてしまい、無意識のうちに恋愛感情を芽生えさせてしまうことがあります。

また、別の誤帰属が起こる可能性もあります。

先ほど紹介したLINE調査でも、約80％の女性が週1日以上チョコレートを食べることがわかっています。

あなたが相手に印象的なチョコレートをお返しすると、相手が日常的にチョコレートを食べるときに無意識的にあなたのことを思い出します。そして、「なぜあなたのことをこんなに考えているのか？」→「あなたのことが好きだからだ」と勝手に理由づけを行い、無意識的に好感度や好意が高まります。

気になる女性にホワイトデーのお返しをするときには、特に考えておきたい効果です。

おススメのチョコレート

ここまでで、チョコレートはある意味スーパーフードであることを説明しました。

ここまでのチョコレートの美容・健康効果やドキドキ効果は、主にカカオポリフェノールの効果ですので、期待できる効果の大きさはカカオポリフェノールの含有量や純度によります。

そのため、おすすめはカカオポリフェノールを多く含むハイカカオチョコレートや製法にこだわって純度を高めたチョコレートになります。

プラスアルファで、知名度、パッケージのかわいさ、こだわりなどがあると良いですね。

ただ、カカオポリフェノールを多く含むハイカカオチョコレートや製法にこだわって純度を高めたチョコレートには高価であるというデメリットがあります。

確かにその点はマイナスポイントです。
ただ、それはあなたにとってのマイナスポイントであって、相手からしたら普段自分じゃ買えない高価なものをもらうというのはかなりのプラスポイントになります。そして、それはあなたに帰ってくるものです。

つまり、お財布的にはマイナスですが、あなたの評価は大きくプラスになります。
ここは奮発してでも頑張りましょう！（無理のない範囲でですが）

おすすめのチョコレートは別の記事で紹介していますので、そちらを参考にしてください。 「【気になる女性との距離を縮めるならこれ！】プレゼントにおススメのチョコレート！」

まとめ

チョコレートをおススメする理由

男性としての評価を高める
相手に対して重く感じさせないものである。
無意識的に働く生存本能により女性は食べ物を分け与えてくれる男性を魅力的感じる。
チョコレートは、大部分の女性が好む食べ物である。
おしゃれなチョコレートのお返しは、美的センスという面で男性として高く評価される。

美容や健康によく、献身性をアピールできる
カカオポリフェノールによる美肌効果、フラボノイドによる心臓疾患や脳卒中リスクの軽減、マグネシウムによる糖尿病や生活習慣病の予防が期待できる。
そして、女性は美容や健康に良い影響を与えてくれる人に対して、献身性を強く感じて、評価が高くなる。

ドキドキ効果がある
ドーパミンの分泌を促進するフェニルエチルアミンがチョコレートには含まれており、相手のドキドキ感を高めて、脳に誤帰属を起こさせることにより、無意識のうちに恋愛感情を芽生えさせてしまう可能性がある。
多くの女性が週1日以上食べるチョコレートは、印象的なものやシチュエーションでお返しすることにより、脳の誤帰属が起こりやすく、無意識的に好感度や好意が高まる可能性がある。

おススメのチョコレート

おススメはカカオポリフェノールを多く含むハイカカオチョコレートや製法にこだわって純度を高めたチョコレート。プラスアルファで、知名度、パッケージのかわいさ、こだわりなどがあると良い。
「【気になる女性との距離を縮めるならこれ！】プレゼントにおススメのチョコレート！」の記事も参考に。

おわりに

相手との関係を深めたいとき、地道にコツコツとアピールして徐々に距離を縮めていきます。
ただ、例外として急速に距離を縮めるアクセルもあり、それが脳の誤帰属を起こしたときです。

ホワイトデーのお返しと言っても、何かをあげる行為は、脳の誤帰属を起こす仕掛けをつくる大きなチャンス！

だからホワイトデーに何気なくお返しするはもったいないです。
せっかくなら心理学や脳科学を使って、あなたの魅力を最大化しましょう！

健康に良いおいしいものを食べて、楽しい時間を過ごす。すると、幸せホルモンである、オキシトシン、ドーパミンが分泌して、脳内でドキドキが発生し、誤帰属を起こす。

チョコレートはそんなことも可能です。チョコレートを使って、相手のココロをうごかし、ぜひあなたが望む関係を築いてください！

atta-kai

認定心理士/元公務員/心理学ブロガー

学生時代に心理学を学び、様々な場面で自らを実験材料にして臨床実験を行いました。
そのときの実験結果やその後出会った「進化心理学」や「脳科学」をもとに、「ココロをうごかす」方法を発信します。