恋愛×心理学

一人の女に執着しない!モテる男の恋愛アプローチ法【心理学解説】

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attakai
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緊張して言葉が出ない…

嫌われるのが怖い…

何をしたらいいかわからない…

実はこれ、気になる女性を目の前にしたときの一昔前の私の姿です。

そして、もちろんふられました。そのときには、

自分がこんなに考えて苦悩したのに…

と思ったんですが、よく考えると、「相手の視点から見た私は…」というと、

単純にキモい…

ということです。

そして、そのとき、「余裕があるかどうか」で相手が受け取る印象が大きく変わるということを学び、

余裕をつくるにはどうしよう…

その結論として、女性を口説く段階では「一人に執着せずに複数の女性にアプローチしていくべき」という結論に達しました。

この記事では、これらの多くの失敗の経験を通して得た「一人に執着しないほうがよい」理由等について、具体的に解説します。

もし過去の私と同じように悩んでいるなら、ぜひ最後まで読んで、気になる女性を彼女にしてください。

▽今回の内容を動画でチェック▽

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一人の女に執着してしまう理由

一人の女性に執着している男性の心
質問?
  • あなたは自分の資産を一つの投資先へ全額投資しますか?
  • 会社では起こりうる可能性に対して、保険をかけていませんか?

自分の資産管理やビジネスの世界では、分散投資やリスクヘッジは当たり前ですよね。

ところが、「恋愛となると話は別」となる人がいます。

恋愛における「一つの投資先への全額投資」とは、「一人の女性に全力で執着している」状態です。

そのような一人の女性に執着してしまう理由は、主に次の3つです。

  1. 運命の女性である
  2. サンクコスト効果が働く
  3. 一途な男に対する誤解

それぞれ具体的に解説します。

運命の女性である

目の前の女性は運命の人だから、全力でアプローチするんです!

果たして、その女性が運命の人かどうか、どうやってわかったんでしょうか?

人が運命を感じるのは、タイミングや出会い方、フィーリング、性格的な相性などですが、人には「確証バイアス」という認知バイアスが働きます。

確証バイアスとは?

確証バイアスとは、自分にとって都合のいい情報ばかりに目がいき、都合の悪い情報が入りにくくなる心理現象。

この心理効果により、都合の良い情報ばかりを収集していき、運命という確信はより強化されていきます

あなたの心にそのような認知バイアスが働いていることを客観視しましょう。そして、相手と接する場面では「本当に運命の人なのか」をいったん確認してみましょう。

サンクコスト効果が働く

あなたは、無意識的に「その女性を失うリスク」に囚われてしまっている可能性があります。

というのも、人の心には「サンクコスト効果」という認知バイアスが働きます。

サンクコスト効果とは?

サンクコスト効果とは費やした費用や労力などに目がいき、正確な判断ができなくなってしまう状態のこと。

あなたも「いつか着るかも…」と思いつつ、好みや流行が変わり、すっかり着なくなった洋服などがタンスに眠っていませんか?

このように、あなたの心ではサンクコスト効果が働き、相手に対して費やした費用や労力、時間などにとらわれ、

この女性は一番いい女だから、絶対ゲットしてやる!

と執着してしまっている可能性があります。

サンクコスト効果は、執着心だけでなく、嫉妬心も生みます。そのため、この心理現象が見られる場合は注意が必要です。

一途な男に対する誤解

たしかに、一途な男性はモテます。

その理由は、女性は恋愛に対して、妊娠や出産・子育てという先があるため、「子どもができたのに逃げられる」というのは絶対に避けなければいけない事態だからです。

このリスクを少なくするために、女性は男性に対して「良い父親であること」を求めます

「一途さ」は良い父親であることを示す要素のうちの一つです

ただ、多くの男性が誤解していることがあります。

それは、

  • 一途さとは「一人の女性を順番にアプローチしていく」という意味ではないこと
  • 一途さが評価されるのは、付き合うことが意識された後であること

実際に、全国10ヵ所に結婚式場を展開するアニヴェルセルでは、全国の20代から30代の未婚・既婚の男女416人を対象に、「あなたが思う一途な男性の特徴、愛される女性の特徴について」というアンケート調査を行ないました。

その結果は、

一途な男性の特徴についてのアンケート結果

引用:オモッテマガジン

これらの結果は、倫理観を持つ人としては当然のことであり、むしろ人間性の評価になります。

女性を口説く場面で一人にしかアプローチしないという特徴は、決して「一途さ」として評価されることではありません

一人の女に執着しないことのメリット

一人の女性に執着していたことからの解放

一人の女性に執着しなくてもよい理由を解説しましたが、一人の女性に執着しないことには多くのメリットがあります。

複数の女性へのアプローチを同時に進めるのは大変そうだけど、どんなメリットがあるの?

確かにそのようなデメリットもありますが、一人の女性に執着しないことののメリットとは、次の4つです。

  1. 付き合うことができる可能性が増す
  2. 余裕が生まれる(必死感が出ない)
  3. 積極性が生まれる
  4. トライアンドエラーを繰り返すことができる

それぞれ具体的に解説します。

付き合うことができる可能性が増す

アプローチする回数が増えると、当然付き合うことができる可能性も増えます。

というのも、恋愛成就は確率論です。

どんなイケメンでも「100%女性を落とせる」なんてことはありません。

なぜイケメンであっても、落とせないなんてことがあるの?

女性が男性を魅力的に感じる特徴はいくつかあり、その魅力的な特徴を多く持っている男性がイケメンと呼ばれます。

女性が魅力的に感じる見た目の特徴(例)
  • 顔の左右対称性
  • 平均顔
  • 男性的な顔
  • つや肌
  • ほんのり赤みのある顔色
  • 清潔感
  • 良い姿勢

しかし、相手の女性が「どのような特徴に魅力を感じるか」は個人によって異なります。

というのも、「どのような特徴を重視するか」というのは、その女性の先祖がどのように種を残し、現在までDNAのバトンをつなぐことができたかという成功体験によるからです。

「イケメンに浮気をされて子どもを一緒に育ててくれなかった…」という経験がDNAに刻まれている場合、「整いすぎた顔は苦手」となります。

そのため、相手の女性がどこに惹かれ、恋愛対象とするのかは予測が難しいのです。

ですので、アプローチ量を増やしたら成功回数が増えるということなんです。

余裕が生まれる(必死感が出ない)

複数の女性に同時にアプローチしている場合、一人の女性に対する執着心が薄れます

それにより、

この子とうまくいかなくても、まあいいか!

余裕が生まれ、必死感もなくなり、モテる男性のマインドを手に入れることができます。

恋愛において、モテるマインドを持てると、成功率が格段に上がります!

というのも、モテそうに見える男性はモテるからです。

なぜなら、女性に「バンドワゴン効果」という心理効果が働き、その男性のことを魅力的に感じるからです。

バンドワゴン効果とは?

自分でその良し悪しを検証することなく、社会的評価という、多くの人の評価と同じように良し悪しを判断する心理現象。さまざまな情報を処理するのに必要なエネルギーを抑えるための脳の機能となる。

「お客さんが誰もいないラーメン店」よりも「繁盛しているラーメン店」のほうがおいしそうだと思いますよね。

余裕がなく、必死感がある男性は決してモテそうには見えません。

ですので、余裕のある態度を示してモテそうな雰囲気を醸し出すことは大切なんです。

積極性が生まれる

行動力のある男性はモテます。

女性は、男性に対し評価するポイントは次の2つです。

  1. 生殖本能(子孫が繁栄すること)
  2. 生存本能(自分が生き延びること)

これは進化心理学的な観点からの解釈ですが、いろんな女性にアプローチするほうが子孫を残すチャンスが増えますし、狩りや農耕という活動を行い、食料を獲得できないと命を落とすことになります。

そのような理由から、行動力は「生殖本能」と「生存本能」、そのどちらのポイントにもアピールできます

そして、その行動力のもとになるのが「積極性」ですので、積極的に女性にアプローチできる男性に対して女性は魅力を感じるのです。

トライアンドエラーを繰り返すことができる

人が成長していく上で、トライアンドエラーを繰り返すことは大切です。

そして、トライアンドエラーを行なうためには、内的要因で原因と結果を検証する必要があります

相手の人間関係や好み・嗜好など、自分ではコントロールできない要素である「外的要因」では、正確な分析ができません。

恋愛に限らず、ものごとを自分軸で考えることは大切!

アドラー心理学では「課題の分離」という考えがあり、自分では「自分の課題の解決しかできない」とされています。

課題の分離とは?

アドラー心理学における「課題の分離」とは、自分の課題と他者の課題を明確に区別し、それぞれが主体的に取り組むという考え方。いろんな悩みや問題を「自分の課題」と「他者の課題」に分離し、自分でどうにかすることができる「自分の課題」の解決のみに注力すべきとされている。

相手の評価が気になる…

相手からの反応がない…

僕がこんなに考えているのに…


などはすべて相手の課題であって、あなたの課題ではありません。

相手の反応を見て、その中からあなたの課題を抽出する。そして、どんどんトライアンドエラーを繰り返していくために、複数の女性に同時にどんどんアプローチしていくようにしましょう。

モテる男の恋愛アプローチ法

モテる男性のアプローチのための花束

モテる男性は、一人に執着せずに複数の女性にアプローチしていきます。

そして、その一人ひとりの成功確率を高めるために、日常的に「魅力的な第一印象を整えること」を行なっています。

その魅力的な第一印象をまとい、恋愛成就の確率を格段にアップさせるには、見た目がかなり重要です。

その見た目を整えるのに必要なスキンケアについては、別の記事で解説していますので、こちらもチェックしてください。
【乾燥肌に悩むズボラな男性必見!】オールインワンおすすめランキング4選
乾燥肌におススメ!「ホロベル(HOLO BELL)のオールインワン」レビュー:使ってみた感想は?

また、魅力的な第一印象を整える方法については、次の動画で解説していますので、ぜひこちらもチェックしてください。

まとめ(一人の女に執着せずにモテる男になるために)

ちぎれた鎖

この記事では、一人の女性に執着せずに複数の女性にアプローチすることの重要性について解説しました。

一人の女性に執着する理由としては、次の3つです。

  1. 運命の女性である
  2. サンクコスト効果が働く
  3. 一途な男に対する誤解

そして、一人の女性に執着しないことのメリットは、次の4つです。

  1. 付き合うことができる可能性が増す
  2. 余裕が生まれる(必死感が出ない)
  3. 積極性が生まれる
  4. トライアンドエラーを繰り返すことができる

モテる男性は、これらのポイントを理解し、日常的に魅力的な第一印象を整えることに努めています。

見た目を整えるためのスキンケアを行ない、魅力的な第一印象をつくるようにしましょう。

私の経験上、本当にツラいのはフラれることじゃないです。

本当にツラいのは、一人の女性に全力投球して、いい男を演じて、付き合うことに成功したあとです。

付き合っている間、その背伸びした自分の姿が苦しかった…

ですので、一人の女性にとびっきり魅力的な姿で臨むのではなく、自然体のあなたが複数の女性にアプローチして、あなたが無理なく付き合っていける相手を探すようにしましょう。

あなたが考え方を変えて、前に踏み出せば世界が変わります。

今回の記事が女性に対する考え方を変えるきっかけになり、あなたが一歩踏み出す後押しになることを願っています!

人が変われないのは変わらないという決心を下しているから

アルフレッド・アドラー

口で言うだけでは何も変わらない。変わるのは行動のみ」ということですね。

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ABOUT ME
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atta-kai
認定心理士/元公務員/心理学ブロガー
学生時代に心理学を学び、様々な場面で自らを実験材料にして臨床実験を行いました。
そのときの実験結果やその後出会った「進化心理学」や「脳科学」をもとに、「ココロをうごかす」方法を発信します。
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