恋愛×心理学

恋愛心理学から学ぶ!付き合うためのLINE戦略【彼女づくり編】

付き合うためのLINE(ライン)戦略を恋愛心理学から解説した記事のアイキャッチ画像
attakai
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作成したメッセージを何度修正しても、相手の反応が怖くてなかなか送信ボタンが押せない…

そして、意を決して送信ボタンを押したとしても、

今のメッセージってダサかったかな…
全然既読つかないんだけど、変なメッセージ送っちゃったかな…


いろいろと考え、不安になりますよね。

そして、「LINEで送るメッセージの正解がほしい」なんて考えませんでしたか?

私も強く、強く求めていた!

そこで学んだ恋愛心理学。

恋愛心理学を知ると不安に感じなくなるどころか、楽しむ余裕まで生まれました

そんな私の経験と恋愛心理学の知見をもとに、この記事では「付き合うための上手なLINEの使い方や考え方」について、恋愛心理学の観点から解説します。

この記事を読むと自信を持ってメッセージ送信ボタンを押すことができますので、ぜひ最後までご覧ください。

↓↓今回の記事を動画でチェック↓↓

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LINEは口説く場所ではない

LINEで口説くことを拒否する女性

まず、LINEの使い方として、LINEを口説く場所に使うのは間違いです。LINEのメッセージで一生懸命、自分アピールをしても相手には全く響きません。

というのも、女性は妊娠や出産・子育てなど恋愛に対してリスクがあり、パートナーとなる男性を慎重に見定める本能があります。そのため、女性の恋愛へのスイッチは入りにくい

そんな女性の本能をLINEだけで動かすのは、ほぼ不可能です。

じゃあ、LINEにはどんな役目があるの?

LINEの一番の役割はあくまで「直接会えない時でも関係性をつなぐツール」ということです。

LINEで関係性をつなぎ、アポイントをとって、直接会ってから口説くのがLINEの正しい使い方になります。

LINEで相手の考え方の情報を収集する

気になる女性の情報を収集する男性

好きな女性と会う前に、相手の考え方についての情報が収集できると、いろんな場面で役に立ちます。

このとき収集したい相手の考え方とは、「恋愛に対する態度」です。相手と自分の恋愛に対する態度には相性があり、その相性によっては今後の進展に時間がかかったり、うまくいかない原因になります。

具体的には、「相手と自分の「恋愛の色」がどの種類に当てはまるのか」です。恋愛の色とは、カナダの心理学者ジョン・アラン・リーが提唱した「恋愛の色彩理論」で、人の恋愛に対する態度や考え方を6原色として表現したものになります。

以下が愛の6原色です。

愛の種類(6原色)特徴
遊びの愛軽い気持ちで楽しむ恋。短期間の関係や冒険を楽しむ。複数の異性と同時に恋愛できる。
実利的な愛利益や便益を重視する恋。経済的な安定や社会的地位を求める。恋愛にロマンスや感情を持ち込まず、外見もさほど重視しない。
友愛的な愛深い絆や信頼に基づく恋。長期的な関係や友情のような愛。愛は長い時間かけて熟成させないといけない。
献身的な愛相手のために自己犠牲をいとわない恋。無償の愛や奉仕の心。相手にやさしく接し、その見返りを求めることはない。
美への愛美や調和を追求する恋。芸術的な感受性や高い理想を持つ。ロマンチックを好む。
熱狂的な愛強烈な情熱や欲望に駆られる恋。一目惚れや短期間の激しい恋。独占欲や嫉妬が強い。相手の長所しか見えていない。
恋愛の色彩理論

LINEの中では、自分を演じることができます。また、人はこの6色のうちいずれかの1色というわけではなく、いろんな色の濃淡が混ざり合ってできています。

そのため、相手の本心や混ざり方までを正確に当てることは難しい…。しかし、相手の「恋愛の色」を探る気持ちでやりとりし、実際に会った時に答え合わせをするようにすると、いろんな面が見えてきます。

ちなみに、相性が良い組み合わせ、悪い組み合わせは以下のとおりです。

良い組み合わせ
  1. 遊びの愛=実利的な愛、熱狂的な愛
  2. 実利的な愛=遊びの愛、友愛的な愛
  3. 友愛的な愛=実利的な愛、献身的な愛
  4. 献身的な愛=友愛的な愛、美への愛
  5. 美への愛=献身的な愛、熱狂的な愛
  6. 熱狂的な愛=美への愛、遊びの愛
悪い組み合わせ
  1. 遊びの愛と献身的な愛
  2. 実利的な愛と美への愛
  3. 友愛的な愛と熱狂的な愛

良い組み合わせと悪い組み合わせを参考に相手との相性を考えてみてください。

LINEで相手の承認欲を満たす

承認欲が満たされて心が解放された女性

LINEの中では、関係を築いていく段階において、「褒めてほしい」という欲求よりも「嫌われたくない」という心理が働くことがわかっています。

LINEを利用した友人関係の形成や維持に影響を及ぼしている承認欲求は、賞賛獲得欲求ではなく拒否回避欲求であるといえる。
拒否回避欲求とは、相手から自分に対する否定的な評価が示されることを避け、嫌われないように自己呈示をしようという動機づけとつながる承認欲求である

そのため、「〇〇がすごいね」という賞賛獲得欲求をくすぐるメッセージよりも「〇〇ちゃんとのLINEは楽しい!」とか「おもしろい時間をありがとう!」などの拒否回避欲求をくすぐるメッセージを伝えるのが効果的です。

LINEで共感力を示す

共感を集めた手

「共感」とは他者の心を自分のことのように感じ、理解することです。近い意味の言葉としては「思いやり」があります。

そして、女性はこの「共感」や「思いやり」を、「誠実さ」や「優しさ」と捉える傾向があります。一方、男性にとっての「誠実さ」や「優しさ」は、「助け」や「支援」です。

よくアンケートで女性が彼氏や旦那に求めるもの第1位は「誠実さ」や「優しさ」ですが、この「誠実さ」や「優しさ」に対して持つイメージの違いを理解していないと元も子もありません

つまり、女性が恋愛対象として良い印象を受けるのは、「それは○○したほうがいいね」とか「そんなときは○○するとうまくいくよ」というメッセージではなく、「大変だったね」「よく頑張ってるね」というメッセージということです。

共感力については、別の記事で詳しく解説していますので、こちらも合わせてご覧ください。
共感力がない男は恋愛で失敗する!その理由と解決策とは

また、女性が求める「誠実さ」や「優しさ」については、別の記事で詳しく解説していますので、誠実で優しいのにモテないという男性は、こちらもご覧ください。
女性が求める「誠実さ」「優しさ」とは?男性が知っておくべき本当の意味

LINEで好感度を上げる

LINEで好感度を上げていく男性

前に解説しましたが、LINEは「直接会えない時でも関係性をつなぐツール」です。

ですので、LINEで好感度を上げることができると、加速度的に関係性を深めることができます。

イメージアップの方法は次のとおりです。

  • 単純接触効果を活用する
  • 小さなお願いをする

それぞれを具体的に解説します。

単純接触効果を活用する

単純接触効果はイメージアップに効果があります。

単純接触効果とは、人は接触を繰り返すことにより警戒心が薄れ、好意を持つようになる効果のことです。

LINEのメッセージの横にはアイコンが表示されますが、例えば、そのアイコンを魅力的なあなたの写真にしてやりとりを繰り返すと、単純接触効果が働き、イメージアップすることができます。

また、相手が愛情や恋愛感情を感じやすいアイコンにするのも効果的です。

小さなお願いをする

人は頼られることで自分の価値を感じ、相手に対して好意を持ちやすくなります

ですので、相手を頼って何かしてもらうことはイメージアップにつながります。

ただし、お願いは、脳の負担にならない小さなものにすること。

「相手が好きなことや詳しいことを教えてもらう」
「わからないことを調べてもらう」
「相手が使っているスタンプを教えてもらう」

相手にお願いをすることに気が引けるかもしれませんが、気になる人には積極的に小さなお願いをたくさんするべきです。

LINEで差別化を図る

色で差別化した赤い風船

男女関係では、付き合うまでの間は女性に主導権があります。

というのも、女性の方が男性よりも恋愛感情を抱くまでのハードルが高く、惚れにくいためです。

就活で例えると、女性が会社で、男性が就活生。付き合う前の関係性を深めていく段階は、男性が女性の試験を受けているフェーズになります。

就活では、ライバルと違う視点で自己アピールできないと就職できません。それと同じように、LINEでのアピールも差別化できないと、数多くいる男性の中にあなたの存在が埋もれてしまいます。

そのために差別化を図る方法は、次の3つです。

  1. 細かいことも覚えておく
  2. モテる男性のようにふるまう
  3. 褒め方で個性を出す

次にそれぞれを具体的に解説します。

細かいことも覚えておく

たいていの男性は、細かいことを覚えていません。

そのため、食べ物の好き嫌いや気になっているお店やこだわりなど、相手からの何気ないメッセージから読み取れる情報は、覚えておくと差別化したアピールになります。

ポイントは、メッセージの自然なやり取りの中で知った情報を覚えておくということ。

相手に直接聞いた情報でも良いですが、相手があまり意識していないところから発した情報であれば、効果絶大です。

モテる男性のようにふるまう

人間の本能では、モテる男性はモテるようにできています。

というのも、脳は考えることに多くのエネルギーを消費するので、省エネできるときはすぐに省エネ行動を行います。そのため、モテる男性についても「多くの人が多くのエネルギーを使って考えた結果、評価が高い」→「だから魅力的」と、よく考えずに直感的に省エネで「かっこいい」と判断します。それが「モテる男性がモテる」という仕組みになっています。

ですので、あなたもモテる男性のようにLINE上でふるまう必要があります。

モテる男性の要素ですが、「魅力を感じる異性像の分析(2019髙坂康雅)」という研究では、女性が魅力を感じる男性像の特徴として次の要素が示されています。

女性が魅力を感じる男性像の分析(上位5位)
  1. 思いやりのある
  2. 優しい
  3. 誠実な
  4. 生き生きとしている
  5. 明るい

LINEのメッセージのやりとりは、この「女性が魅力を感じる男性像」の人物になりきって行うと効果的です。

褒め方で個性を出す

「スタンプかわいいね」「アイコンおしゃれだね」…
多くの人が褒めているであろうポイントを褒めていませんか。

それでは、印象を残すことはできず、差別化が図れません。

個性を出して差別化するには、相手があまり褒められたことがないけど、実は自信があるポイントを褒めることです。

そのポイントを褒めることができると、相手は「私のことをよくわかってくれている」と感じます。

褒め方については、別の記事で解説していますので、詳しい内容を知りたい方はこちらもご覧ください。
女性の心をくすぐる褒め方とは【心理学から考える】

LINEで相手の脳にストレスをかけない

脳のストレスを感じている女性

相手の脳にストレスを感じさせると、あなたとのLINEは面倒になり、あなたへの魅力を感じなくなります。

そのため、相手の脳の流暢性を妨げる要因をつくらないようにメッセージのやりとりをする必要があります。

具体的には、脳に負担をかける長文や難しい内容のもの、意味不明のもの、質問ばかりすること、不確実な内容のメッセージは避けなければいけません

相手の脳にストレスをかけずにメッセージのやりとりができると、YESセットが築けて、デートに誘いやすくなることもあります。

まとめ

LINEのうまくいったメッセージのやりとり

LINEは、口説く場所ではなく、相手のことを深く知るための情報収集ツールです。そして、次に直接会う口実や約束をつくる目的があります。

そのためには、次の点に意識してLINEのメッセージのやりとりする必要があります。

  • 相手の承認欲を満たすこと
  • あなたの共感力を示すこと
  • あなたの好感度を上げるようにすること
  • ほかのライバルと差別化を図ること
  • 相手の脳にストレスをかけないこと

この記事を参考にLINEのメッセージのやりとりに余裕をもって楽しんでください。

このココロの余裕ややりとりを楽しむ気持ちこそ、モテる男性の根本にあるものです。それができるようになると、「本当に彼女づくりに困らないマインド」が身に付きますので、ぜひ楽しんで取り組むようにしてください。

また、「その相手一人に執着せずにアプローチする」とココロの余裕が生まれます。その具体的な内容が知りたい方は、こちらもご覧ください。
【恋愛の新常識】口説きのフェーズでは「一人に執着しない」が正解!

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ABOUT ME
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atta-kai
認定心理士/元公務員/心理学ブロガー
学生時代に心理学を学び、様々な場面で自らを実験材料にして臨床実験を行いました。
そのときの実験結果やその後出会った「進化心理学」や「脳科学」をもとに、「ココロをうごかす」方法を発信します。
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