男女の友情が壊れる時とは?【そもそも男女の友情ってある?】
あなたに異性の友人は存在しますか?
男女の友情というのは、「アリ派」と「ナシ派」が分かれます。
その答えの背景にはそれぞれの人が歩んできた経験があるため、正解はありません。
ただ、男女の友情が壊れる時はどんな時かというと、「成立する」、「成立しない」どちらの考え方であっても「どちらかが恋愛感情を抱いた時」でしょう。
いや、厳密に言うと「どちらかが抱いた恋愛感情がバレた時」です。
先に結論を述べましたが、この記事では男女の友情が壊れる時について解説するとともに「男女の友情は壊れてもしょうがない」ことについても解説します。
ぜひ最後まで読んでください!
男女の友情は成立するの?
「男女の友情は成立するかどうか」は意見が分かれるところです。
「成立する」派の主な意見は次のとおりです。
- 友情と恋愛は別のもの
- 愚痴とかも普通に話せるから
- 異性でも性格が合う人がいる
一方、「成立しない」派の主な意見は次のとおりです。
- どちらかは絶対「いいな」ぐらいは思ってるはず
- 最初は友達と思っていても、いつの間にか好きになっていた
- 親しければ、自然と恋愛関係になるはず
「男女の友情が成立する」派は、友情と恋愛は別のものと考えています。そのため、恋愛感情を持たずに異性との友情を続けることができると主張しています。
一方の「男女の友情が成立しない」派は、異性間の友情では、一方あるいは双方が相手に対して恋愛感情を抱く可能性があると考えています。それが友情と混ざり合うと、純粋な友情を保つことが難しくなると主張します。
どちらの意見にも「確かに」と思いますよね。
整理すると、争点となるのは、「性的な魅力や恋愛感情を抱くかどうか」ということ。
タイトルからもわかると思いますが、私の考えとしては、「男女の友情は成立する」派です。
男性が「女として見ない」というのは不可能じゃないですか?
そうなんです。
脳科学や進化心理学の観点からは、人間は生殖本能と生存本能により行動を決定するということが根本になるので、男女の友情は成立しないと考えられています。
また、男性と女性は生存戦略に違いがあります。
- 【女性の生存戦略】恋愛(出産・子育て)にリスクがあるため、男性に好意を持ちにくい
- 【男性の生存戦略】恋愛にリスクはないため、肉体関係を多く持つほうが種を残しやすい
そのため、女性は恋愛感情を抱かない男性はたくさんいますが、男性は本能的にそうはいきません。
では、なぜ「男女の友情が成立する」と考えるか。それを次に解説します。
男女の友情が成立する理由
男性は、女性を「女として見ない」場面があります。
その場面とは「理性が本能を抑え込んでいる」状態のときです。
具体的には次の2つの場合です。
- 性的な魅力や恋愛感情をひた隠しにし、相手に伝わっていないとき
- 目の前の女性よりも魅力的な女性と付き合っているとき
性的な魅力や恋愛感情をひた隠しにし、相手に伝わっていないとき
性的な魅力や恋愛感情をひた隠しにし、相手に伝わっていないときとは、厳密に言うと「女として見ていない」わけではありません。
ただ、その気持ちも相手に伝わっていないと何の意味を持ちません。
あなたも困ったときに助けてくれた異性がどういう気持ちで助けてくれたのかはわかりませんよね。
相手の恋愛感情などが表にでていないときには男女の友情が成立します。
目の前の女性よりも魅力的な女性と付き合っているとき
「目の前の女性よりも魅力的な女性と付き合っているとき」には、その目の前の女性とは男女の友情が成立します。
というのも、「付き合っている彼女を失いたくない」という心理が強くはたらくため、理性が本能を抑え込むからです。
ですので、魅力的な女性と付き合っている男性は男女の友情が成立します。
男女の友情が壊れる時とは?
男女の友情が壊れる時とは「どちらかが抱いた恋愛感情がバレた時」です。
つまり、理性が本能に負けた状態(理性<本能)となった時です。
相手に恋愛感情などの気持ちが漏れた時、誤解、不信感、ジェラシーなどいろんな感情が友情に入り込み、その友情は複雑になったり、重たく感じられ、壊れてしまいます。
あなたも仲の良い異性から突然告白されたら、いろいろなことを考えてしまいますよね?
男女の友情が壊れる時とは、理性が本能に負けたため、抱いていた恋愛感情などの気持ちが相手にバレた時なんです。
男女の友情は壊れてもしょうがない
男女の友情は壊れてもしょうがないものです。決してネガティブなことではありません。
その理由は次の3点です。
- 男女の友情はもろい
- 関係性が成長するステップ
- 自分の魅力の証明
それぞれを具体的に解説します。
男女の友情はもろい
男女の友情は、同性の友達関係や彼氏彼女の関係よりもずっとずっともろい関係です。
というのも、これまで解説したように男女の友情が成立しているのは理性が本能を抑え込んでいる状態だから。
ダイエット中でもついつい好きなものを食べてしまう…
怒りが我慢できなかった…
勉強に手がつがず気づいたら寝ていた…
本能に打ち勝つための感情のコントロールは強い意志が必要なんです。
ですので、男女の友情はもろいことを理解した上で相手との関係を築くようにしましょう。
関係性が成長するステップ
相手の恋愛感情を知ってしまったり、自分の恋愛感情が知られてしまうということは友達から恋人へ関係性が成長するチャンスでもあります。
女性は第一印象で恋愛対象かどうかを判断しますので、恋人になれる可能性は高いわけではありませんが、決してないという話でもないですよね。
あなたの周りにも「友達同士だったのに気がついたら恋人になってる」なんてカップルいませんか」?
楽しい時間を過ごしているとドーパミンが分泌され、恋愛感情を抱くこともあります。また、脳が誤帰属を起こし、好意を膨らませることもあります。
男女の友情が恋愛に成長するならむしろうれしいことですよね。
友達から彼氏になる方法については、別の記事で解説していますので、こちらも是非チェックしてください。
「ずっと友達だった人と付き合う方法:恋愛ステップアップガイド」
▽友達から彼氏になる方法を動画でチェックする場合はこちら▽
自分の魅力の証明
相手が性的な感情や恋愛感情を抱かないということは、自分に魅力がないということでもあります。
ですので、男女の友情が壊れるということは、相手から異性として認識されたということ。
それはつまりあなたの魅力の証明です。
異性として魅力的なので、男女の友情が壊れるのはしょうがないんです。
まとめ
男女の友情は成立するの?
男女の友情が成立する理由
男性が「理性が本能を抑え込んでいる」状態のときは女性を女として見ない。
「理性が本能を抑え込んでいる」場面とは「性的な魅力や恋愛感情をひた隠しにしているとき」や「目の前の女性よりも魅力的な女性と付き合っているとき」がある。
男女の友情が壊れる時とは?
男女の友情が壊れる時とは「どちらかが抱いた恋愛感情がバレた時」
恋愛感情がバレる時とは「理性が本能に負けた状態(理性<本能)となった時」である。
男女の友情は壊れてもしょうがない
男女の友情はもろい
男女の友情は、理性が本能を押さえて混んでいる状態であるため、同性の友達関係や彼氏彼女の関係よりももろい。そのもろさを理解した上で付き合っていくことが必要である。
関係性が成長するステップ
相手の恋愛感情を知ってしまったり、自分の恋愛感情が知られてしまうということは友達から恋人へ関係性が成長するチャンスである。
自分の魅力の証明
男女の友情が壊れるということは、相手から異性として認識されたということであり、異性として魅力的なので、男女の友情が壊れるのはしょうがないことである。