「才能が欲しい」と嘆くあなたに知ってほしい！才能の育て方

もっと早く走れたら…
もっと勉強ができたら…
大谷翔平みたいに野球ができたら…

この記事では「才能って何」という部分から才能の育て方までを説明します。

「才能が欲しい」と嘆くあなた！あなたの中にも才能の原石は眠っています。

ただ、原石は磨かないと原石のまま。つまりこのままではあなたの才能は開花しません。

この記事を読んで、ぜひとも才能を育ててください。

「才能が欲しい」と嘆く前にまず「才能とは何か」を理解する

才能とは…

なしうるとは…

つまり、才能とは「物事を巧みに達成・遂行することができる生まれつきの能力」ということ。要は「あることを上手にできる生まれつきの能力」ということ。

ですので、生まれながらにして持っている能力を活用する方法や環境があってはじめて「才能」となりえるのです。

才能には「持って生まれた強み」を生かす「能力」が必要

まず能力とは…

ご飯をつくったり、テストで70点をとったり、仕事で書類を作成したり…

目標を小さく細分化すると、今まで何も成し遂げてない人はいません。

つまり、物事の大小など関係なく、能力とはだれでも持っているということです。

そんなことじゃなくて、みんなに認められるような能力が欲しい…

人よりも秀でるには、あなた自身の「持って生まれた強み」が必要です。

この「持って生まれた強み」を生かす能力があなたの才能の原石となります。

才能には「強力な能力」を発揮する「環境」が必要

あなたが「強力な能力」を持っていても、それを発揮する環境におかれていないと才能にはなりません。

大谷翔平選手が「野球部のない学校」という環境の中では、速いボールを投げたり、打って遠くに飛ばす能力は才能とは言えませんよね。

つまり、才能として開花するためには、環境が必要なんです。

強力な能力となる「持って生まれた強み」の見つけ方

才能とは、適切な環境の中で「持って生まれた強み」を能力により強力にしたものであると解説しました。

そもそも持って生まれた強みがない場合は？

持って生まれた強みがない人はいません。なぜなら、あなたとまったく同じ人はいないからで、あなたは持って生まれた強みに気がついてないだけなんです。

あなたの中にある「持って生まれた強み」は主に次の3つです。

次にそれぞれ解説します。

好きなことは持って生まれた強み

あなたが「好きなこと」は持って生まれた強みです。

というのも、「好き」ということは、あなたの中に価値観ができあがっている状態だからです。

あなたは、パリコレの服の良さがわかりますか？

ファッションセンスのある人から見れば、パリコレの服について「世界中のトップデザイナーによってデザインされたファッションの新たな可能性を切り拓くようなオリジナリティ溢れる服」と映り、魅力を感じるそうです。

ところが、私には「どこで着るんだろう？そんな奇抜な服…」です。

つまり、評価できるということは、価値感ができているということ。

パリコレの服が好きではない私には、デザイナーの才能となる「持って生まれた強み」がないということです。

人と違うところはすべて持って生まれた強み

自分の持って生まれた強みを自覚するのに一番簡単な方法は、人と比べることです。

そして、あなたが人と違うところ、それがすべてあなたの持って生まれた強みになりえます。

例えば、人見知りの場合、人見知りだからこそ逆に相手の話をよく聞くことができ、相手の気持ちを理解することができます。その場合の人見知りという性格は持って生まれた強みですよね。

この人の学習環境が整った場合、カウンセラーやセラピストの才能になります。

本来才能は人と比べることではありませんが、自分の持って生まれた強みを知るために、人と違うところを考えるのは有効な方法です。

長所だけでなく短所も持って生まれた強みになりえる

あなたの「長所や短所」はすべてあなたの持って生まれた強みになります。

というのも、「長所や短所」は、人と比べて優劣を感じるところであり、人とは違うものそのものだからです。

長所はわかるけど、短所も才能になるの？

先ほど人見知りの人を例で示したように、「人見知り」という短所も持って生まれた強みになりましたよね。

そのほか、
ネガティブな人は、物事のリスクをよく考えることができる
すぐに諦めてしまう人は、失敗を恐れずに挑戦することができる
几帳面な人は、細かい作業が得意である
などの短所も強みに変わります。

「才能が欲しい」と嘆くよりもまずはやるべき！才能の育て方

才能を発揮するには、持って生まれた強みとそれが活きる環境が必要です。

ですので、まずは、好きなことや長所や短所などの人と違うところを磨くのと、あわせて環境づくりを行いましょう。

そのやり方がわからないから「才能が欲しい」と嘆いているんだよ！

そのやり方はについては、才能が開花した人の背景や環境を調べたときの共通点が参考にできます。その共通点は次の3つです。

逆算すると、この3つができれば才能は開花するということです。

自然とやっていることを意識する

「自然とやっていること」はあなたの才能の原石です。

というのも、あなたが「自然とやっていることは人よりうまくできることである」可能性が高いからです。

自然とやっていることは、無意識のうちに繰り返しの練習をしており、知らない間に習熟度が高まっています。そのため、人よりうまくできる可能性が高い。

また、自然とやってしまうとは、「ついつい」です。

あなたの「ついつい」は持って生まれた強みが自然とできています。

その「ついつい」、他人から見たら実はすごいことかもしれませんよ。

自分の才能を最優先に考える

自分の才能を開花させるのには、周りからの意見や評価などにとらわれるべきではありません。

というのも、偏見や固定観念、周りの評価によりあなたの強みが弱みになってしまうことがあるからです。

偏見や固定観念、周りの評価にとらわれることなく、自分の基準で考えるには、自律的自己肯定感を高めることが必要です。

自律的自己肯定感を高める方法については、別の記事で解説していますので、そちらもご覧ください。
「自己否定をやめて自己肯定感を高める７つの方法」

自律的自己肯定感を高め、自分の強みを常に最優先に考えて行動しましょう！

能力を発揮できる環境をつくる

あなたに強力な強みがあったとしても、あなたがそれを発揮できる環境にないと才能とはなりません。

大谷翔平選手がすし職人だった場合、あれだけの野球の能力は才能ではありませんよね。

あなたの能力が最大化できる生活環境をつくったり、仕事に就き、そこで、能力を発揮することにより才能となるのです。

そのためにまずは生活や仕事について、次の4点を明確に考えましょう。

そして、あなたの能力が発揮できる場所をつくる、またはそんな場所に動くことにより、才能を開花させるのです。

実際これが一番難しいと思いますが、自分の才能が実感することができたら、自己肯定感や幸福感、満足感、向上心などであなたの見える世界は一変します。

「才能が欲しい」はある意味正しい

今までの説明と矛盾して聞こえるかもしれませんが、「才能が欲しい」はある意味正しいんです。

才能があるかどうかは結果でしかないですから。

また、能力を発揮できる環境をつくるには、転職や引っ越しなど大きな決断が必要となる場合があります。

そんな決断、不安…

あなたが才能を発揮できる環境をつくることができない場合、足りていない能力を他から調達し、あなたの才能を発揮することを考えましょう！

他人の能力を使う

あなたが欲しい能力を持つ他人を使うと才能を発揮できる場合があります。

例えば、あなたがおもしろい動画を企画し撮影できる能力があっても、動画を編集する時間がない環境だった場合、動画編集作業を外注すれば、あなたの才能を発揮し、世の中に価値を提供できます。

人の数だけ能力はあります。あなたが求める能力もきっと誰かが持っていますので、それをうまく活用し、あなたの才能を存分に発揮してください。

部下や同僚がいなくて人の能力を使うことなんてできない…

そんなとき、おススメは「ココナラ」です。ココナラでは、「バイマやメルカリなどの出品、商品登録代行」や「パーツモデルやペット写真」、「話を聞いてくれる仕事」、「ChatGPTのプロンプトをつくる仕事」など、いろいろな仕事が出品されています。

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テクノロジーを使う

人でなくデジタル技術を活用する方法もあります。

例えば、あなたが心理療法の専門知識があり、その知識で人を助けたい気持ちがあったとしても、それを必要とする人と直接つながることができない環境だった場合、オンライン診療という方法が可能です。

また、今ではChatGPTなどのAIもあります。

AIは自然言語処理や画像作成、データ分析、音声認識、需要予想などさまざまなことに活用できます。AIをうまく使えば、あなたが足りていない能力や環境をおぎなうことができます。

AIを使う力も強みの一つとも言えますが、ChatGPTのプロンプトエンジニアリング（求めている回答をAIが正しく回答できるように精度を上げた指示文章を作成すること）もココナラなどでの外注も可能です。

まとめ

「才能が欲しい」と嘆く前にまず「才能とは何か」を理解する

才能には「強力な能力」が必要
「強力な能力」とは、「持って生まれた強み」を生かす能力が掛け合わさった状態のこと。

才能には「強力な能力」を発揮する「環境」が必要
「強力な能力」を持っていても、それを発揮する環境におかれていないと才能にはならない。

強力な能力となる「持って生まれた強み」の見つけ方

好きなことは持って生まれた強み
「好き」ということは、あなたの中に価値観ができあがっている状態である。

人と違うところはすべて持って生まれた強み
自分の持って生まれた強みを知るために、人と違うところを考えるのは有効な手段である。

長所だけでなく短所も持って生まれた強みになりえる
「長所や短所」はすべて人と違うところであり、たとえ短所であっても、持って生まれた強みになりえる。

「才能が欲しい」と嘆くよりもまずはやるべき！才能の育て方

自然とやっていることを意識する
「自然とやっていること」は才能の原石であり、「自然とやっていること」＝「ついついやってしまうこと」である。
「ついついやってしまうこと」には強みが隠されている。

自分の才能を最優先に考える
偏見や固定観念、周りの評価にとらわれると才能は育ちにくくなるため、自律的自己肯定感を高め、自分の強みを常に最優先に考えて行動するようにする。

能力を発揮できる環境をつくる
強力な強みを発揮できる環境をつくったり、そこへ動かないと才能は発揮できない。

「才能が欲しい」はある意味正しい

他人の才能を使う
他人の能力を使うと才能を発揮することができる場合がある。

テクノロジーを使う
デジタル技術を活用して才能を発揮する方法もある。

atta-kai

認定心理士/元公務員/心理学ブロガー

学生時代に心理学を学び、様々な場面で自らを実験材料にして臨床実験を行いました。
そのときの実験結果やその後出会った「進化心理学」や「脳科学」をもとに、「ココロをうごかす」方法を発信します。