カズレーザーと学ぶ。【肩こりや腰痛の発生源】謎の器官ファシアを緩めるとは?
2023年11月7日に放送された「カズレーザーと学ぶ。」
「新垣結衣も参戦!最新健康診断で芸能人の体に異変続々」という内容で、健康に関する最新の科学が紹介されました。
その中で紹介されたのが「ファシア」です。
ファシアについては、カズレーザーさんも、
よくわからない…
という謎の器官で、もちろん私も知りませんでした。
そんな未知なものへの興味から実際に番組を視聴しましたが、その感想としては…
なにこれ!めちゃくちゃ有益!
ということで、今回はその内容を記事にしてご紹介します。
特に次に当てはまる場合は、とても参考になると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
ファシアとは
ファシアとは、皮膚の中にある人体最大の器官で、全身に張り巡らされている膜のことです。ファシアは、筋肉や臓器、血管、神経を覆い、動きを滑らかにしたり、保護する役割をしています。
一般社団法人日本整形内科学研究会では、ファシアについて次のように説明しています。
全身にある臓器を覆い、接続し、情報伝達を担う線維性の網目状組織構造。臓器の動きを滑らかにし、これを支え、保護して位置を保つシステム
引用:一般社団法人日本整形内科学研究会
ファシアは、体を動かしたり、姿勢を維持するのに大切なものになります。
ですが、「聞いたことない」という言葉に対して、「鶏肉の皮を剥いだときに出る透明な膜もファシア」と教えられ、
わたしたち、実はファシア見たことあったんだ!
と、ゲストの新垣結衣さんもちょっとテンション上げていました!
肩こりや腰痛とファシアの関係
ファシアと腰痛などの痛みにどう関係するの?
ファシアには、実は「痛みを感じるセンサーが筋肉よりも多くある」ことが明らかにされています。
そのため、肩や腰などから発せられる痛みはファシアの痛みセンサーが反応している可能性もあります。
痛みはファシアが固くなることにより発生しますが、その固くなる仕組みというのは、
- 運動不足
- 悪い姿勢
- ストレス
により、ヒアルロン酸が固まることによるものです。
つまり、肩こりや腰痛の正体は、「ファシアの硬化」かもしれないということです。
特に、肩や腰はファシアの硬化による痛みが出やすい!
と、今回の番組でファシアのことを解説されていた「埼玉県立大学 健康医療福祉学部 今北英高教授」も言われていました。
というのも、肩や腰は体のいろんな部位のつなぎ目ですので、ファシアが固まることにより、肩や腰が引っ張られて、痛みがでるということです。
ファシアを緩める方法とは
ファシアを緩めるには、「摩擦がおこるように動かして押す」ことです。
というのも、ファシアはコラーゲン繊維であるため、熱を加えると柔らかくなります。
ファシアが固くなっている箇所には、手で温めながら60秒間ぐらい押すようにしましょう!
ファシアが固くなっているところがわからない…
番組内で紹介されていた方法は、次のとおりです。
そして、固まっている箇所を見つけたら、その箇所を「摩擦が起こるように動かして押す」ということを行ってみてください。
また、筋膜リリースのマッサージも効果的ですので、筋膜リリース用の機器を使えば簡単にファシアを緩めることができます。
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まとめ
ファシアを緩める必要があるのは、次の人です。
肩こりや腰痛、重たく感じるからだは、ファシアの固まりからきているかもしれません。
特に40代ぐらいからファシアは固まり始めます。ですので、年齢を重ねても、全身を動かしたり、筋膜リリース用の機器などでファシアを緩めるようにしましょう。
姿勢は第一印象やモテに直結します。ファシアは緩めると、その意味でもあなたにポジティブな影響がありますよ!