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【恋愛成就の確率UP】愛着スタイルによる恋愛の相性を知る方法

愛着スタイルで見分ける相性について解説した記事のアイキャッチ画像
attakai
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相手の気持ちがわからない…

付き合っても長続きしない…

これらは多くの人がぶつかる恋愛の壁です。

ですが、これらの悩みの多くは、実は人それぞれの「愛着スタイル」の違いから生まれています

というのも、その場合はなから相性が良くなかった可能性があるからです。

愛は人によって求める形が違い、その形が合うかどうかが相性になります。

相性の合う人と恋愛関係を築くほうが絶対に幸せになれますよね!

そして、その相性を知るための強力なツールが、「愛着スタイル」なのです。

私自身、心理学を学び、愛着スタイルの知識を得たことで、人間関係がすっと楽になりました!

この記事では、私の経験からその「愛着スタイル」について詳しく解説し、それを恋愛にどう活かせばよいかをお伝えします。

この記事を読めば、自分と相手の行動パターンがわかり、より良い関係を築くためのヒントが得られますので、ぜひ最後までご覧ください。

▽▽今回の内容を動画でチェック▽▽

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「愛着スタイル」とは?

ハート型のキャンディを持つ手

愛着スタイルって何?

愛着スタイルとは、幼少期の親との関係性によって形成される、人間関係を構築する際の基本的な考え方や行動パターンのことです。

この理論は、もともと子どもの発達心理学の分野で研究されていましたが、大人の人間関係、特に恋愛関係にも大きな影響を与えることが明らかになっています。

愛着スタイルは、主なものとして、

  • 安定型
  • 不安型
  • 回避型

の3つに分類されます。

これらのタイプを理解することで、自分や相手の行動パターンを把握し、より良い関係を築くことができます。

愛着スタイルは、恋愛関係だけでなく、友人関係や職場での人間関係にも影響を与えるものですので、自分のスタイルを知ることは、人生のあらゆる面でのコミュニケーションを改善する鍵となります。

そんな愛着スタイルについて、次に詳しく解説します。

【愛着スタイル①】安定型

安定型の人は、自己肯定感が高く、他者との信頼関係を築くことが得意です。

恋愛においては、パートナーとの関係に安心感を持ち、適度な距離感を保つことができます。

安定型の人の具体的な特徴としては、主に次のことが挙げられます。

  • 自己肯定感が高い
  • 考え方が柔軟である
  • 駆け引きをしない
  • 親密になることを自然だと思っている
  • 感情のコントロールが上手
  • パートナーに依存しすぎない
  • 長期的な恋愛関係を築きやすい

安定型の人は、パートナーに安心感を与えながらも、お互いの成長を支援する健全な関係を築くことができます。そして、問題が起きても冷静に対処し、建設的な解決策を見つけることができるんです。

【愛着スタイル②】不安型

不安型の人は、常に相手との親密さを求め、関係性に不安を感じやすい傾向があります。

恋愛においては、パートナーの反応に敏感で、愛されていないのではないかと不安になりやすいです。

不安型の人の具体的な特徴としては、主に次のことが挙げられます。

  • パートナーとの関係に不安を感じやすい
  • 常に相手の反応を気にする
  • 愛情表現を頻繁に求める
  • 別れや拒絶を恐れる
  • 相手の行動を過剰に解釈しがち
  • わざと嫉妬させるような行動をして相手を試す

不安型の人は、相手との距離が近いことには何も感じませんが、相手が少し距離を置こうとすると強い不安を感じてしまいます。そのため、相手を束縛してしまったり、過剰な愛情表現をしてしまったりすることもあります。

また、不安型の人は、自分の価値を他者からの承認や愛情に強く依存させる傾向があります。そのため、パートナーの些細な行動の変化にも敏感に反応し、それを関係の危機と捉えてしまうことがあります。

【愛着スタイル③】回避型

回避型の人は、他者との親密な関係を避ける傾向があり、自立を重視し、他人に依存することを嫌います。

恋愛においては、パートナーとの距離を保ちたがり、深い感情的なつながりを避けようとします

回避型の人の具体的な特徴としては、主に次のことが挙げられます。

  • 他者との親密な関係を避ける
  • 感情表現が苦手
  • 相手に頼ることを嫌う
  • 相手からの要求や依存を相手の甘えとして捉える
  • 一人の時間を大切にする

回避型の人が他人と距離を置こうとするのは、あくまで自分を守るためです。

実は「仲を深めたい」という気持ちを抱えつつも、相手と距離を取らないと自分が守れないと思っているため、その気持ちを抑え込んでいるだけという場合がほとんどです。

また、回避型の人にとって、親密な関係は時として脅威に感じられることがあります。

彼らは自立と個人の自由を非常に重視するため、パートナーとの関係で束縛されることを恐れる傾向があるということです。

自分の愛着スタイルを理解する

愛着スタイルについて記入したノート

それぞれの愛着スタイルについて解説しましたが、自分の愛着スタイルがどれに当たるかを知ることは、恋愛におけるパターンや行動の傾向を理解する上で非常に重要です。

また、相手との相性を知るために自分を知ることは欠かせません

「今までの説明だけじゃ、まだわからない…」という場合は、簡単な自己診断方法として、次の質問に「はい」か「いいえ」で答えてください。

愛着スタイルの自己診断テスト
  1. 恋人との関係で、よく不安を感じる?
  2. 恋人には親密な関係性が必要だと考える?
  3. 恋人との距離感を保つことを重視している?
  4. 感情表現が苦手だと感じることがある?
  5. 恋人に依存することを避けようとする?
  • 1と2に「はい」と答える傾向が強い場合  不安型
  • 3から5に「はい」と答える傾向が強い場合  回避型
  • どちらにも当てはまらない、もしくはバランスよく「はい」「いいえ」が混ざっている場合  安定型

※ただし、これはあくまで簡易的な診断であり、実際にはもっと詳細な分析が必要です。専門家による診断や、より詳細な自己分析テストを受けることをおすすめします。

自分の愛着スタイルを理解することで、自分の弱点や改善点を認識することができ、より健全な関係を築くために必要なものがわかります。

相手の愛着スタイルを観察する

相手の愛着スタイルを観察するために会話する様子

次に相手の愛着スタイルを観察し、見分けるようにします。

相手の愛着スタイルを見分けるコツは、普段の相手の行動をよく観察して話をしっかり聞くことです。一つのしぐさや行動、対応などで判断するのではなく、複数のことで総合的に判断することがポイントになります。

それぞれの愛着スタイルの特徴的な行動や態度

次に各タイプの特徴的な行動や態度を紹介しますので、これから紹介する特徴を参考に、相手の行動や態度を観察するようにしてください。

相手の愛着スタイルを理解できると、その人の行動の背景にある動機や理由がわかり、より深い理解と共感を生むことができます。

そういう意味で、相手の愛着スタイルを理解することは良好な関係を築く上で非常に重要なポイントになります。

安定型
  • 感情表現が自然で豊か
  • 問題が起きても冷静に対処する
  • 適度な距離感を保つことができる
  • 相手の気持ちを理解しようとする
  • 長期的な関係を築こうとする
不安型
  • 頻繁に連絡を取ろうとする
  • 相手の行動に過敏に反応する
  • 愛情表現を強く求める
  • 別れや拒絶を恐れる発言が多い
  • 相手の言動を深読みしがち
  • 好き避け行為をする場合もある
回避型
  • 感情表現が少ない
  • 個人的な話題を避ける
  • 一人の時間を大切にする
  • 親密になることを恐れる様子がある
  • 相手に依存することを嫌がる

不安型にみられる「好き避け」については、別の記事で詳しく解説していますので、「好き避けされているかも…?」という場合はぜひこちらもチェックしてください。
プライドが高い女性や自信がない女性は好き避けしやすい:好き避けを心理学で解析!

愛着スタイルの相性を理解する

愛着スタイルで分かる相性の良さ

自分の愛着スタイルと相手の愛着スタイルはだいたいわかったけど、相性はいいのかな…?

愛着スタイルの組み合わせによって、相手との相性や関係の安定性は変わってきます。

次に、それぞれの愛着スタイルの組み合わせの相性を解説します。

安定型×〇〇型

両方もしくはどちらか一方が安定型の場合、良い相性になります。

というのも、安定型の人は精神的にも安定している人が多く、衝動的に行動したり、精神的に急に不安定になったりしないからです。

安定型の人は、恋愛も含めた人間関係で良好な関係を築くことができます!

そして、恋人と衝突した場合でも、ポジティブに話し合うことができ、前向きに問題解決をすることができますし、その経験が関係性をより深めることにもなります。

ただし、安定型の人は一見普通に見えて、魅力を感じないこともあります。

ですが、パートナーとしては最適であるということです。

不安型×不安型

次に相性が良いタイプは「不安型と不安型」です。

不安型と不安型の組み合わせは、お互いの気持ちを理解し合えるという利点があります。

というのも、不安型の人は、相手の不安や恐れを敏感に感じ取ることができるので、お互いの気持ちに共感しやすいからです。

相手を安心させたいという気持ちから愛情表現が多くなり、お互いを大切に思う気持ちを頻繁に確認し合うことも多くなります。

そのため、お互いに引き寄せ合う傾向がありますが、一方で注意すべき点もあります。

それは、お互いが常に愛情の確認を求めるため、関係が依存的になりやすいということです。

不安型と不安型の人の組み合わせはうまくいっているときは良いですが、実は精神的に大きな負担となっており、気が付いた時は疲弊しきっている場合があります。

回避型×回避型

回避型と回避型のタイプも相性としては悪くありません。

というのも、お互いの独立心を尊重できるため、自由な関係を築きやすいからです。

ただ、難点として、そもそも親密さが深まりにくいため、恋愛関係まで進展する可能性が低くなります。

また、恋愛関係に発展したとしても、それぞれ自立した関係性を築くので、悩みの共有など深入りすることがなく、支え合うことが難しくなりがちです。

ですので、回避型の場合は「自分が思っている以上に相談をする」など、意識的に相手に一歩踏み込むぐらいがちょうど良いということになります。

不安型×回避型

「不安型」と「回避型」の組み合わせは、これは最も相性が悪い組み合わせです。

というのも、不安型が親密さを求めれば求めるほど、回避型は距離を置こうとするため、お互いの行動はすれ違います。

そのようなすれ違いを起こす組み合わせですが、現実では不安型の人は回避型に惚れる傾向にあります。

というのも、不安型の人は回避型と一緒にいると不安に襲われますが、不安型の脳内ではその不安のドキドキ感を恋と勘違いしてしまうからです

そして、回避型の人は距離が離れすぎると優しい態度になるため、不安型はそのギャップに心を揺り動かされ、離れられない状態になってしまいます。

ですので、正直あまりおすすめできない組み合わせになります。

ですので、不安型や回避型の人は相手の愛着スタイルについては、注意したほうがよいでしょう。

まとめ(愛着スタイルから相性を知ることの大切さ)

仲の良いカップル

恋愛における「相性」と「愛着スタイル」は、長続きする関係を築くための重要な要素です。

それぞれの愛着スタイル(安定型、不安型、回避型)を理解することで、相手との相性を見極め、より良い関係を築くことができます

さらに、愛着スタイルの理解は、恋愛関係だけでなく友人関係や職場での人間関係にも応用できる知識を得ることができます。

これにより、無駄なストレスや誤解を減らし、健全で幸せな関係を築くことができます。

今回紹介した知識を活かして、自分と相手の愛着スタイルを見極め、相性の良いパートナーシップを築いてください。

愛着スタイルを理解することは、恋愛だけでなく、人生全般において有益なスキルとなりますので、ぜひ、この機会に愛着スタイルについて深く学び、より良い人間関係を築いていきましょう。

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ABOUT ME
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atta-kai
認定心理士/元公務員/心理学ブロガー
学生時代に心理学を学び、様々な場面で自らを実験材料にして臨床実験を行いました。
そのときの実験結果やその後出会った「進化心理学」や「脳科学」をもとに、「ココロをうごかす」方法を発信します。
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